札幌澄川中でふれあい発表会 子の頑張る姿を地域に 小中高6校が吹奏楽披露等( 2024-10-28付)
澄川地区ふれあい発表会
澄川地区青少年健全育成推進会(北出良一会長)は18日、札幌市立澄川中学校でふれあい発表会を開いた。澄川地区の小・中学校、高校6校が出演し、スクールバンドや吹奏楽部による演奏を披露。地域住民ら約200人が訪れ、児童生徒の活躍に目を細めた。
児童生徒が発表を通して交流を深め、地域づくりの担い手としての成長を願うイベント。コロナ禍の影響で前年度から再開し、演奏を中心としていたふれあい音楽会から、現在の発表会へ形を変更。当日は澄川中茶道部の生徒が茶を振る舞うコーナーも設けた。
澄川南小のミニ児童会館に通う児童11人は、日頃練習してきた駒回しを披露。手に持ったひもに沿って駒を左右に動かす「綱わたり」など難易度の高い技に挑戦した。技を失敗してしまった児童に対して、会場からは「頑張れ」と温かい声援も。一生懸命頑張る児童の姿に地域住民から大きな拍手が送られた。
澄川西小のスクールバンドと、澄川小、藻岩南小、藤野小の合同バンド「SMF」、澄川中吹奏楽部の児童生徒はそれぞれ人気アニメ映画の主題歌や邦楽のヒットソングを演奏。パートごとのソロ演奏では、わが子の活躍を収めようと、カメラを待ち構える保護者の姿も見られた。
このほか、札幌新陽高校、市立札幌平岸高校の吹奏楽部も参加。高校生が奏でる重厚で美しいハーモニーに会場全体が酔いしれた。
( 2024-10-28付)