調査等踏まえ 成果など評価 市立幼の在り方
( 2024-11-01付)

 菅野部長は幼児教育の振興に向けた市立幼稚園の今後の在り方に関する方針の評価について、今後の方向性を示した。

 市教委は平成20年、全国に先駆けて市幼児教育センターを設置。市立幼稚園と一体となって、幼児教育を推進する仕組みを構築した。

 令和2年5月には市内の幼児教育施設の全てが質の高い幼児教育を提供し、子どもたちが健やかに育つことができる環境づくりを進めるため、市立幼稚園の今後の在り方に関する方針を策定。

 幼児教育の質向上を図る取組、特別支援教育の充実、幼保小連携の推進、家庭教育推進の充実からなる五つの施策によって、構成している。

 菅野部長は本年度、取組から5年目を迎えるに当たり、市教育振興基本計画の評価として、学識経験者からの意見反映や幼児教育関係者らの協議を通して、適切に進捗管理に努めてきたと報告。本年度の協議会においては、市内幼児教育施設や保護者らへの調査結果を踏まえ、5年間の成果と課題を評価するとともに、方針に基づいた今後の推進について協議する予定であるとした。

 ふじわら委員の質問に対する答弁。

( 2024-11-01付)