28年度社会教育功労者文科大臣表彰 4氏の功績たたえる 11月10日に東京で表彰式( 2016-10-24付)
文部科学省は十九日、二十八年度社会教育功労者文部科学大臣表彰の受賞者を発表した。本道からは、壮瞥町社会教育委員の三松三朗氏など四人が晴れの栄誉に輝いた。
同表彰は、地域における社会教育活動を推進するため、多年にわたって社会教育の振興に功労のあった人を表彰するもので、昭和五十九年度から実施している。
表彰式は、十一月十日午後一時三十分から東京都内の文科省講堂で執り行われる。
本道関係受賞者の功績概要はつぎのとおり。=敬称略=
▼三松三朗(壮瞥町社会教育委員)
長年にわたって、壮瞥町文化財審議会委員、社会教育委員、公民館運営審議会委員を歴任し、町の社会教育等の振興・発展に貢献するとともに、三松正夫記念館(博物館類似施設)を自ら設置し、昭和五十八年度から町教委主催の子ども郷土史講座の講師を現在まで務め、郷土学習や青少年教育の振興にも大きく貢献している。
▼合田一道(道生涯学習審議会会長)
長年にわたって、道生涯学習審議会長、道立図書館協議会長および道子ども読書活動推進会議委員長などを歴任し、北海道における生涯学習・社会教育の振興・発展に貢献するとともに、生涯学習の成果の検証や学びの組織の発足を進めた企画力と実践力などは高く評価されている。
▼大木光惠(ガールスカウト北海道連盟連盟長)
長年にわたって、支部指導員の育成を図るなど、ガールスカウトの組織の拡大と強化に努めるとともに、未来の社会人としての少女と若い女性の育成および資質向上に貢献した。また、日本連盟の理事・国際書記として世界大会に参加し、その成果を全国のガールスカウトに伝え、青少年の資質向上に貢献した。
▼安田政明
交流の家主催事業(スキー指導)参加者への指導のみならず、職員に対しても適切な指導方法を教授し、現在のスキープログラムの礎を築いた。豊富なスキー経験と青少年に対する愛情をもち、交流の家の基幹プログラムである「スキー」関係事業に積極的にかかわり、学校をはじめとする団体が安心してスキーに取り組めるよう、指導者の育成に多大な貢献をした。
( 2016-10-24付)