道内市町村立図書館等の開館状況　１１２自治体で臨時休館　１日現在　道立図書館

（コロナウイルス関連 2021-06-04付）

緊急事態措置を踏まえた道内市町村立図書館等の開催状況（クリックすると拡大表示されます）

　道立図書館は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う道内市町村立図書館等の開館状況をまとめた。１日時点で、道内１１２自治体の図書館等が臨時休館。貸借の事前予約制や本の宅配・郵送サービスなどの取組を行う自治体もみられた。＝一覧６～７面＝

　５月中旬、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、本道に緊急事態宣言が発令された。道内各市町村では公共施設等の臨時休館が相次ぎ、特定措置区域となった１０市町村では、道立施設および市町村立施設は原則休館することとなった。また、６月２０日までの宣言延長に伴い、多くの公共施設で休館の継続を余儀なくされている。

　道立図書館は、各自治体・図書館のホームページや道図書館ポータルへの情報提供、電話によって、道内市町村立図書館等の開館状況や対応等を調査した。

　１日時点で、道内１７８自治体（移転のため休館中の室蘭市を除く）のうち、約６割に当たる１１２自治体の図書館等が臨時休館している。期間は６月２０日または２１日までとしている自治体が多く、当面の間休館とする自治体もみられた。

　開館している図書館等では、地域住民のみ利用可能とし、開館時間の短縮、相互貸借のみの利用と、制限を設けるなど、感染症対策を徹底している。

　休館中の図書館においても、事前予約での貸借や返却期間の延長などの対応を実施。栗山町や上川町など８市町村では、本の宅配や郵送サービスを取り入れている。札幌市では、読み聞かせ動画を配信している。

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(コロナウイルス関連 2021-06-04付)