若手建設業就業者と意見交換会 業界の魅力伝えます 岩農高 進路選択の参考に( 2023-10-03付)
グループになり生徒の質問に答えた
【岩見沢発】岩見沢農業高校(野村博之校長)は9月21日、同校で高校生と若手建設産業就業者との意見交換会を開催した。空知建設業協会に所属する企業の若手職員5人が農業土木工学科2年生27人と交流。生徒の質問に対し自らの経験を交えて答えるなど、仕事のやりがい、建設業の魅力を伝えた。
意見交換会は、道建設部が主催。高校生に建設産業の役割や魅力などについて理解を深めてもらうとともに、建設事業者の受け入れ環境づくりにも反映させるなど、将来の入職促進や離職防止につなげていくことを目的に実施している。同校で行われるのは今回で4回目となる。
こぶし建設㈱の千坂謙太さん、㈱櫻井千田の安田真歩さん、㈱砂子組の西村尚樹さん、㈱中山組の長谷川功陽さん、㈱田端本堂カンパニーの野布瀬志穂さんの5人が同校を訪問。事前に配布したプロフィールをもとに自己紹介し、5グループに分かれて意見交換を行った。
千坂さんは入社したきっかけについて「地元の岩見沢市から離れた大学で勉強していた。大学での学びを地元で生かして働きたいという思いが強く、今の会社に入社した」と話した。
このほか、生徒は取得した資格や職場環境、業務内容について若手職員に質問を投げかけた。
生徒からは「今後の進路の参考になった」「話ができて良い経験になった」「少しでも建設業界のことを知ることができて良かった」などの声が上がった。
( 2023-10-03付)