運動部活動指導の相談窓口　優れた外部指導者と連携を　資料まとめ競技ごとに整理―道教委

（道・道教委 2017-11-24付）

運動部活動などに関する相談窓口（クリックすると拡大表示されます）

　中・高校の運動部活動に対するニーズが高度化・専門化する中、道教委は、各学校が相談できる窓口を資料『運動部活動の指導の充実に向けて』に取りまとめた。部活動の担当教諭が地域のスポーツ指導者などと連携して効果的に指導できるよう、総合相談窓口と二十三種目の競技団体の問い合わせ先を掲載した資料を作成。各団体に問い合わせ、優れた指導力のある外部指導者と連携して技術的な指導を行うなど、運動部活動の一層の充実を図るよう呼びかけている。＝競技団体の問い合わせ先一覧５面＝

　中学校や高校などの運動部活動指導については、各学校や市町村教委において、生徒のニーズを踏まえた活動目標の設定、生徒の安全確保や事故防止などの取組が行われている。一方、高度化・専門化するニーズに対応できる指導者の不足などの課題が指摘されている。

　担当教諭の状況や生徒のニーズなどによっては、優れた指導力のある外部指導者と連携して技術的な指導を行うことで、効果が得られる場合がある。

　「外部指導者と一緒に指導してみたい」「技術指導のポイントを教わりたい」「まずは競技を体験してみたい」といった学校現場の声に応えるため、道教委は各スポーツ競技団体と連携して資料『運動部活動の指導の充実に向けて』を作成。地域のスポーツ指導者などと連携して運動部活動の指導の一層の充実ができるよう、総合相談窓口と陸上競技や体操、バスケットボールなど二十三種目の競技団体の問い合わせ先を掲載している。

　道教委は、二十二日付で各教育局、道立学校、市町村教委、市町村立学校に資料の作成を通知したほか、健康・体育課のＷｅｂページで公開。外部指導者と連携して技術指導のポイントを学ぶ際に活用するなど、運動部活動の一層の充実を図るよう呼びかけている。

(道・道教委 2017-11-24付)