札幌市公立小中事務職員協議会　研修・研究制度充実へ　総会開き能代会長を再任　

（関係団体 2017-05-02付）

より良い学校事務の実現を目指し活動することを確認した

　札幌市公立小中学校事務職員協議会は四月二十八日、市内のアスティ４５で二十九年度総会を開催した。全体研修会や在職者研修等を行うなど、二十九年度事業計画を確認。役員改選では、能代隆行会長を再任した。

　はじめに、能代会長があいさつ。県費負担教職員の給与移管など、制度の変更のほか、同会の研修・研究について、「協議会が築き上げた実績と、その方針に従いながら、これまで以上の研修制度・研究制度を目指していきたい」と述べた。

　また、三十年度に第三十六回政令指定都市学校事務職員研究協議会が札幌市で開かれることにふれ、「本年度の協議会の取組が、今後の政令指定都市における事務職員制度の在り方に影響を及ぼす。これらのことを実行するためには、会員の皆さんの理解と支援が必要」と話した。

　議事では、二十八年度事業や会計監査報告を実施。二十九年度事業計画についても審議し、活動方針を「札幌市の教育の実現に寄与するため、より良い学校事務の実現を目指し、本部および各地区・会員の相互協力により、研究・研修を一層深め、親睦を図るための諸事業を実施する」とした。

　研究部では、研究主題「新しい学校事務を創造しよう―学校事務の標準化と効率化」のもと、研究を推進する。研修部では、全体研修会や在職者研修のほか、道外研究大会等への派遣、研修部便りの発行などを行うことを確認した。

　役員改選では能代会長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。　　　　＝敬称略＝

▽会長＝能代隆行（日章中）

▽副会長＝吉田徹（真栄小）、石田陽子（北野台中）

▽事務局長＝一戸篤（東苗穂小）

▽事務局次長＝森与一（栄町中）、小野由美子（北九条小）

▽会計＝小野由美子（北九条小）

(関係団体 2017-05-02付)