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検索結果一覧(教職員の協力を高める学校づくり)
教職員の協力を高める学校づくり〈No.88〉 若手育成 どのようにすべきか 次代の教員を育てるチーム職員室1
今号から6回シリーズで「次世代の教員を育てるチーム職員室」と題し、新たな章の連載を開始します。 再任用制度の拡大が進んでいますが、これまで教育を支えていただいた先輩教師が次々と退職期を迎えている一方、新採用の教員の採用が多くなっています。学校によっては若手教員と退職前の教員が大半を占め、ミドル...(2022-04-13) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり No.87 児童生徒側に立ち位置を置く 今日的生徒指導の要諦2
ジェローム・シーモア・ブルーナー(1915~2016年)は、アメリカの教育心理学者であり、認知心理学の生みの親として著名な学者。1959年に『教育の過程』の著作の中で「発見学習」(教師が結論を与えるのではなく、児童生徒が自分で発見し、その発見によって進められる学習方法をいい、学習の基本的な構造をつ...(2022-03-29) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり No.86 対処、対応のゴールを見据える 今日的生徒指導の要締1
生徒指導は実践学であり、日常の教育活動に機能しなければならないと常々考えています。児童生徒との信頼関係を築くことの大切さは誰でも理解しています。しかし、どうすれば信頼関係を築くことができるのか、多様な児童生徒を前に立ち止まることがあり、生徒指導の原理に基づく方法論が求められています。 生徒指導...(2022-03-04) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり No.85 単純接触効果の法則活用を 児童生徒のグループ問題2
教室や廊下で泣いている子を見かけ、「何かあったの」と問いかけても「何でもありません」と答え、あとで「グループの仲間割れ」と耳にすることは多くの教職員が経験しています。経験豊かな教師は今どきの生徒指導は「児童生徒のグループをどう指導するかにある」と断言しています。グループのメンバーが緩やかに変化する...(2022-02-18) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈№84〉 互いに疲れる関係に陥る危険性 児童生徒のグループ問題1
84号と85号の2回は児童生徒のグループ問題を記載します。 生徒指導を進める中で、必ず課題となるのが児童生徒のグループ問題です。グループ自体には問題はありませんが、その機能が時としていじめや不登校、暴力行為や非行などに及ぶことがあります。特にいじめ問題では、いじめの被害者と加害者は同じグループ...(2022-02-10) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈№83〉 懲戒処分要件 分かりやすく 生徒指導とリーガルマネジメント
教職員の協力を高める学校づくり81・82号ではスクールロイヤー制度を中心に、生徒指導とチーム学校、宮城県のスクールロイヤーの実践報告を紹介しましたが、今号では、生徒指導上の諸問題の対応や生徒規定についてリーガルマネジメントによって概説します。 学校教育法第11条では、教員は生徒に対して「懲戒」...(2022-02-01) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり №82 宮城県教委の成果と課題 スクールロイヤーの効果的活用№2
前号に引き続き、令和元年に宮城県教育委員会での文部科学省の事業である 「いじめ防止等対策のためのスクールロイヤー活用に関する調査研究」の取組によって明らかになった成果と課題を紹介します。 ▼法的相談についての、スクールロイヤーのアドバイス Q1 保護者等の要望に応える際の留意点は? 学校...(2022-01-26) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈№81〉 宮城県教委の調査研究 スクールロイヤーの効果的活用№1
日常の教育活動を支えていただくスクールロイヤーは、教育界にとって新しい存在であり、期待されるものです。令和2年の導入直後ですので、学校としてどのように導入すべきか一考を要するところです。 令和元年に宮城県教育委員会は、文部科学省の事業である「いじめ防止等対策のためのスクールロイヤー活用に関する...(2022-01-14) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈№80〉 スクールロイヤーとは 生徒指導とチーム学校
今号から4回にわたってスクールロイヤー制度を取り上げます。 スクールロイヤー制度に教育関係者が大きな期待を寄せています。 スクールロイヤーとは、学校で発生する様々な問題について子どもの利益を念頭に置き、法律の見地から学校に助言を行う弁護士をいいます。 わが国においては、多様化し複雑化し...(2021-12-21) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり 〈№79〉意識格差解消し校内連携構築 生徒指導と教師3
今号では「連携」について記載します。ご存じのように、地域との連携では、地域の力を生かした学校教育の充実を図り、学校全体の負担を軽減するため、マネジメント力の向上を図ることが求められています。文部科学省では、「開かれた教育課程」として、児童生徒の教育環境の充実を求めるだけではなく、生涯学習社会におい...(2021-12-16) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈№78〉 信頼構築 受容する態度肝要 生徒指導と教師2
経験年数にかかわらず、「私は児童生徒のため努力しているのに、心の距離を感じ、指導に耳を傾けようとしない」と相談を受けることがあります。相談者の話を聴くと、「こんなに児童生徒のことを考えているのに…」と話す方が多く、児童生徒は教師を受け入れてくれるものだという思い込みがみられます。しかし、教師自身と...(2021-12-08) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈№77〉 教師期待効果とは 生徒指導と教師1
今号77号から79号までの3回にわたっては、「生徒指導と教師」と題し記載します。 生徒指導に課題があるという学校の研修会の講師を依頼され、ある先生の授業に注目しました。校長、教頭から「実態をみていただきたい」と促され、全学年、全学級の授業を参観しました。 説明も聞かず、立ち歩き、私語が飛び...(2021-11-26) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈№76〉自己指導力を高める機会に 校則3
同校は「宿泊こそできなかったが仲間づくりの有意義な機会とすることができた。今後も継続して、地域の一員として様々な問題を学び、解決しようとする姿勢を育てたい」としている。 前号、教職員の協力を高める学校づくり(75号)生徒指導の再考〈校則2〉では、教職員の理解と協力を得ながら校則改定の実践を記載...(2021-11-10) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり 〈№75〉 自律性を高める校則づくり 校則2
過去に姉妹都市交流で北欧に出向いたおり、ホームステイ先の校長と「校則」について意見交換をしました。その国では、校則そのものよりも家庭での「しつけ」が重視され、人目を引くような華美な服装や門限時間を守ることは保護者より厳しく指導され、子どもたちは一定のルール(最低限のきまりに限定)により学校生活を送...(2021-10-26) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈№74〉強制で子は変わらない 校則1
今号より生徒指導再考と題し、今日的生徒指導についてシリーズで掲載します。74号から76号までの3回は校則について取り上げます。 校則自体は法的な根拠は持ちませんが、生徒指導提要(文部科学省・平成22年3月)には、「児童生徒が健全な学校生活を営み、より良く成長・発達していくため、各学校の責任と判...(2021-10-20) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈№73〉 互いに高め合う同僚性を 協同づくりとスクールリーダー 7
【教職員の協同づくりのために】 私自身の教員生活を振り返ると、様々な課題に直面し、改善のための実践を学びながら教師の協同がいかに大切か身をもって体験しました。 危機的な課題を抱えている学校の教職員ほど、諦めに似た感情の裏には教育への改善意欲が潜在的に高く、校長が協同的な改善の方向性を示し、そ...(2021-09-22) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈№72〉 教職員の関係性を適正化 協同づくりとスクールリーダー 6
【互いの関心を深める活動】 放課後の時間は教師にとっては貴重ですが、折にふれて私から声をかけ、1人または数人と意見を交わしました。内容は、主に学校づくりのための教職員の協同や、校長の学校経営に対する意見、また、実践に際して気になっていること、試みていることなどです。この交流を通して教師の協同を進...(2021-09-09) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈№71〉 課題を共有し改善へ 協同づくりとスクールリーダー5
【かかわりに難しさを感じる教職員との関係づくり】 生徒のための学校づくりに取り組もうとすると、一部の教職員が反対のための反対だと思いたくなるような非建設的な意見を述べ、会議が頓挫することがあります。このような教職員と校長が感情的に対立すると、職員室内が二極化し、教職員の協同は進みません。 長...(2021-08-25) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈№70〉 肯定的に評価し激励 協同づくりとスクールリーダー4
【校長への相談と対応】 コミュニケーションは双方向の関係であり、聴く側が納得してこそ意味があるはずなのですが、一般に、校長職にある人は、教職員の話を聞くより、説諭などで話をする傾向があります。 相談内容を相手の立場に立って傾聴し、聴いてもらうというだけで満足しているのか、解決を求めているのか...(2021-08-18) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈№69〉積極的に地域と対話 協同づくりとスクールリーダー3
【校務会議の統合と会議の心得の制定】 学校には、「組織ありて活動なし」といわれるように、機能していない形骸化した組織が存在している場合があります。その結果、「組織があるのだから会議をしなければならない」という状況に陥り、教職員の多忙感につながっています。 私は、学校の実情や組織の性格から考え...(2021-07-28) 全て読む