記事検索
検索結果一覧(教職員の協力を高める学校づくり)
教職員の協力を高める学校づくり〈No.48〉 満足度高める授業の工夫を そして子どもたちはきずつく 4
【生徒指導の機能とは】 研修会の折、授業と生徒指導は別問題であると発言した先生がいました。 別問題とする考えをお話しくださいと問うと、生徒指導とは問題行動に対応することであり、授業は学習する場である。あえて言うならば授業中、集中していない子どもを注意するのが生徒指導と答えてくれました。 ...(2020-08-26) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈No.47〉 認め合う機会と場構築 そして子どもたちはきずつく 3
【エピソードで考える学校づくり】 ある中学校のエピソードを紹介します。 その学校は、校舎内外に子どもたちが捨てたごみが日常的に散乱していました。当然、ごみの散乱だけではなく授業中も落ち着きに欠け、様々な問題行動がみられました。 当初、学校として生徒会の保健委員会にローテーションでごみ拾い...(2020-08-12) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈No.46〉 子の側に立つ同調行動を そして子どもたちはきずつく2
【職場の同調行動】 同調行動とは、職場や個人の期待に沿って同じような行動を取ることを言います。 同調行動が子どもたちの側に立った職場であれば、どの教師も同じように適切な対応を図ろうとします。しかし、声高で高圧的な指導を盲信している教師へ、他の教師が同調行動を取り始めると、その指導に疑問を感じ...(2020-07-29) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈No.45〉 自身振り返る時間を そして子どもたちはきずつく 1
今回から、学校事情に接してきた経験をもとに、「そして子どもたちはきずつく」をテーマに掲載いたします。 学校は未来を担う子どもたちを育む場であるはずですが、教職員の言動によって子どもたちがきずついている状況を見聞きします。 「何度言っても分からないのであれば、よけい厳しく指導するべきだ」(何...(2020-07-15) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈No.44〉 日ごろから学級づくり大切に 不登校対応の事例
今回は、前回に引き続き不登校対応の実際を解説します。 【本人、学校生活に起因する慢性型の事例】 D子は普通科高校に通学する女子生徒です。成績は中程度で部活動や学校行事などに積極的に参加する一方、中学生のころから神経質なところがあり相手がそう思っていなくても過剰に反応しトラブルになり、そのたび...(2020-06-26) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈No.43〉 人間関係づくりの輪を 不登校対応の事例
今回と次回は不登校対応の実際を解説します。 【学校生活に起因する慢性型の事例】 C男は中学校1年生です。運動と勉強が苦手で、バスケットやバレーボールのゲームではボールを手にすることはありません。家庭学習は十分ではなく、数学と英語が特に苦手です。 中学校に入学後、親しい友人も他の学級となり...(2020-06-12) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈No.42〉 〝安定〟から〝励まし〟へ 場面ごとの不登校対応
前回に引き続き、今回は状況別の対応を説明します。 (1)不登校の児童生徒の担任となった場合 前担任や教科担任、養護教諭、部活動の顧問などから、きっかけは何か(友人関係、学力の状況、家庭の状況)、性格や得意、不得意なこと、さらにいつごろ(月別に欠席の状況を把握)から、どのように欠席が続いている...(2020-05-21) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈No.41〉 共感し受け止める 場面ごとの不登校対応
今回と次回は、状況別の不登校対応を説明します。 (1)急に学校を欠席しはじめた場合 学習成績もよく、学級役員を自ら引き受けるなど物事に前向きな児童生徒が、突然学校に足が向かず不登校になる場合があります。35回、36回で説明した急性型の不登校ですが、何かきっかけがあると理解します。 家庭に...(2020-04-27) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈No.40〉 目標区切り段階的に 登校刺激の進め方
今回は、登校刺激の進め方を説明します。 登校刺激を与えなければ不登校は改善しません。しかし、与える内容と時期が本人に見合うかどうかが再登校のきっかけになる反面、かえって不登校を長引かせてしまうことがあります。 登校刺激はつぎの3つによって進めます。 (1)スモールステップで登校刺激を与え...(2020-04-20) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈No.39〉 保護者・本人の状況把握を 登校刺激と情報収集 適切に
不登校の対応は保護者と連絡を取る、本人と話をする、友人に登校するよう迎えに行かせるなどの対応を取りますが、その根拠となる保護者や本人の状況を把握しなければ、結果的に不登校を長引かせます。「教職員の協力を高める学校づくり」の36回に不登校の情報と題して記載しましたが、今回は登校刺激と改めて情報収集の...(2020-03-31) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈No.38〉 見守り環境整え勇気づけ 不登校 後期の状況と対応
不登校の要因やきっかけは様々ですが、初期から中期、後期(回復)まで同じような経過をたどります。今回は、前回に引き続き不登校の後期(回復)の様子と主な対応、さらに留意すべき内容を記述します(「続 上手な登校刺激の与え方」小澤美代子著の分類を一部改変)。 ▼後期(試行・回復) 後期は否定したりせ...(2020-03-13) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈No.37〉 〝本人を守る〟姿勢で 不登校の段階的状況と対応
不登校の要因やきっかけは様々ですが、回復まで同じような経過をたどります。今回と次回は、不登校の前兆期さらに不登校の段階を初期から中期、後期(回復期)まで4つに分け主な対応を記述します(「続 上手な登校刺激の与え方」小澤美代子著の分類を一部改変)。 ▼前兆期 前兆期は孤立を防ぐことを目的としま...(2020-02-27) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈No.36〉 不登校 全体像を把握 当事者の立場で情報収集
不登校対応の課題として、対応に苦慮し「心理的要因」を重視するあまり、保護者に「病院に行ってはどうか」と告げ、保護者の不信感をかうことがあります。学校でまず行うことは対処・対応を図ることではなく、可能な限り幅広く全体像をとらえることです。 ご存じのように医者が患者を見立てるときに、体温、血液や尿...(2020-02-14) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈No.35〉 不登校6タイプの特徴 問題解決的対応など必要
前回は、3つの要因(本人の問題に起因、学校生活に起因、家庭生活に起因)と2つの進行状況(急性型、慢性型)を記述しました。今回は、要因と進行状況を組み合わせ、6タイプが不登校の分類と見立てし、それぞれの特徴を説明いたします。(『続 上手な登校刺激の与え方』小澤美代子著の分類を一部改変) (1)本人...(2020-01-30) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈No.34〉 急性型と慢性型など 不登校を分類し状況理解
学校基本調査の結果を「本人の問題に起因」「学校生活に起因」「家庭生活に起因」、さらに、不登校がどのように始まり進行したのかを「急性型」と「慢性型」に分類し不登校をとらえると不登校の状況が理解しやすくなります。(『続 上手な登校刺激の与え方』小澤美代子著の分類を一部改変) 「本人の問題に起因」タ...(2020-01-17) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈No.33〉 不登校予防は学校全体で 年間活動計画に位置付け
前々回、前回と続けて文部科学省の平成30年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果を不登校の対応のための情報としてお伝えしましたが、多忙な中で毎日の業務を進めている教職員の皆様にとって、不登校対応は先の見えない状況に陥り対応に苦慮されていることと思います。今回は不登校予防に...(2019-12-25) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈No.32〉 小中 学業不振など要因に 不登校 高校は友人関係など
前回に引き続き、文部科学省の平成30年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果(令和元年10月17日公表)の状況を記述します。 不登校の要因を分類別でとらえると、小学校(国立、公立、私立を含む、複数回答あり)では「不安」の傾向がある児童数は全不登校児童中35・9%となっ...(2019-12-09) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈No.31〉 不登校の増加に3つの山 学校、家庭の役割重要
「不登校対応」について記述する前に、国や北海道での不登校がどのような状況にあるかを記載いたします。 文部科学省の平成30年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の公表(令和元年10月17日)によると、全国の不登校(国立、公立,私立で年間の欠席日数30日以上)は小学校で...(2019-11-26) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈No.30〉 公平、公正な態度を意識 学級がうまく機能しない状況への対応
「学級がうまく機能しない状況」を起こしてしまう要因は、①授業が分からない②指示が不明確で指導に矛盾がある③差別、区別していると感じる―など、第28回の「学級がうまく機能しない状況」を起こした学級の児童生徒の意見とほぼ同様ですが、「学級がうまく機能しない状況」を防ぐための対応を説明します。 ①「し...(2019-01-23) 全て読む
教職員の協力を高める学校づくり〈№29〉 教職員同士 お互い支えに 学級がうまく機能しない状況への対応
「学級がうまく機能しない状況」のためばかりではありませんが、校長や副校長、教頭は外勤や出張時以外は授業参観を日課にしてはどうでしょうか。学校が学校として評価され、信頼されるのは、児童生徒にとって「分かる授業」を実践することです。その責任者が校長、副校長であり教頭です。 ある校長先生が「授業は教...(2018-12-12) 全て読む