新入学児童ら対象に札幌市と道警　車や自転車に注意して　交通安全セレモニーを開催

（札幌市 2024-04-11付）

通学路の危険個所を紙芝居で伝えた

　札幌市と道警は５日、春の全国交通安全運動に合わせ、市内の恒志堂円山ビルで新入学児童らを対象とした交通安全セレモニーを開いた。紙芝居や反射材の配布などを通して、車や自転車に注意して通学するよう啓発した。

　６日から１５日までの１０日間は春の全国交通安全運動期間。

　札幌市と道警は、交通安全に関する機運を醸成し、交通事故抑止を図ろうと交通安全啓発イベントを企画。

　道内初開催となるイベント「イタコト展」とコラボレーションし、交通事故に関する「心のこり」メッセージの展示、白バイ乗車体験、警官ミニ制服試着会などを行っている。会場は恒志堂円山ビルで、運動期間最終日の１５日まで。

　初日の５日には、新入学児童の交通事故防止を目的に、会場近隣の保育施設・円山キッズアカデミーに通う子どもたちを対象とした交通安全セレモニーを実施した。

　道警の担当者が紙芝居を披露し「青信号でも周りをよく確認してから渡ろう」「“止まれ”の標識がある所は車が飛び出してくるかも」など、気を付けるべきことを伝えた。

　また、交通安全グッズとして反射材をプレゼント。新入学児童を代表し、円山小学校に入学した岩本蒼維さんら２人が受け取り「これから学校に通う時、車や自転車に気を付けます」と元気良く誓った。

(札幌市 2024-04-11付)