足寄町６年度予算案　足寄高間口確保へ支援　公設民営塾の運営継続

（市町村 2024-03-07付）

　【帯広発】足寄町は２月２７日、６年度予算案を発表した。一般会計は前年度肉付け補正後と比べて３・６％増の１０１億４１０５万円。教育費には３・２％増の９億２４８６万円を計上した。

　足寄高校の存続および２間口確保に向けて、各種検定料や大会遠征費等の支援、海外研修派遣事業の継続など、町による支援が充実させる。公設民営塾「足寄町学習塾」の運営を継続し、６年度は空調設備を更新する。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▽町学習塾運営経費＝４２５２万円

　足寄高の２間口確保に向けた取組の一環で、公設民営塾の運営を継続。

▽事務局管理経費＝２５９７万円

　足寄高振興会補助金９７６万円を含む。講習会や各種検定料、大会遠征費の支援に加え、足寄高の魅力を町内外に発信する活動等への支援も行う。

▽足寄高生海外研修派遣＝４８１５万円

　２年生を姉妹都市カナダ・ウェタスキウィン市に派遣し、国際社会に対応する豊かな人間育成を図るとともに、両市町の友好親善を深め、特色ある学校づくりを支援する。

▽足寄高通学費補助＝２９７４万円

▽螺湾小改修＝２０２８万円

▽弓道場遠的場改修＝（新規）＝７７７万円

▽温水プール改修（新規）＝４８０６万円

▽学校給食費無償化＝２４６６万円

(市町村 2024-03-07付)