砂川市 6年度予算案
( 2024-03-08付)

砂川市 6年度予算案

義務校建設へ着工費

小・中給食費の無償化も

 【岩見沢発】砂川市は2月22日、6年度予算案を発表した。一般会計の総額は前年度6月の肉付け補正後と比べ13%増の156億3000万円。教育費は8年度に開校予定の義務教育学校の建設に着手することによって、51・9%増の18億9751万円で構成比は12・1%となっている。

 主な事業をみると、8年度に開校予定の義務教育学校の建設に当たり、基本設計・実施設計および移転支援業務を行うほか、6年度から本格的な工事を開始する。

 また、安心して子どもを産み育てる環境づくりのため、小・中学校に在学する児童生徒の学校給食費を無償化し、保護者の経済的な負担軽減を図ることを示した。

 教育関連の主な事業はつぎのとおり。

【健やかに安心して暮らせるやさしいまち】

▼子どもの健やかな成長をみんなで支えるまちづくり

▽学童保育=5185万円

▽学校給食費無償化=4723万円

【豊かな心と学ぶ力を育むまち】

▼生涯にわたって誰もが学び、その成果を活かすことのできるまちづくり

▽生涯学習推進アドバイザー配置=363万円

▼子どもたちの生きる力を育み、可能性を広げるまちづくり

▽外国青年招致=983万円

▽総合的な学習の時間経費=58万円

▽学力向上対策=331万円―標準学力検査・放課後学習サポート・英語検定料補助

▽児童生徒指導・教育相談=285万円

▽学校間連携=106万円

▽教育心理検査=24万円

▽小学校スキー授業経費422万円

▽特別支援学級生活支援員配置=627万円

▽特別支援教育支援員配置=1545万円

▽砂川高支援=796万円―国際交流授業補助金など

▽小・中学校整備(新規)=1775万円―校務用パソコン購入

▽市立小・中学校適正規模・適正配置検討(新規)=116万円

▽義務教育学校建設(新規)=7億9162万円―基本設計・実施設計、移転支援業務、校舎建設工事、仮設駐車場整備工事

▽義務教育学校開校準備(新規)=85万円―校章制作支援、校歌制作

▽小学校教師用教科書・指導書購入(新規)=1386万円

▽部活動地域移行(新規)=57万円

▼地域とのつながりを育み、学ぶ環境の充実したまちづくり

▽子ども読書活動推進ブックスタート=24万円

▽幼児教育=12万円

▽国際交流=6万円

▽放課後子ども教室推進=297万円

▽学校運営協議会運営・活動(新規)=317万円

▽劇団四季「こころの劇場」小学生鑑賞(新規)=40万円

赤平市 6年度予算案

小・中の給食費無償化

高校生通学費を一部助成

 【岩見沢発】赤平市は2月中旬、6年度予算案を発表した。一般会計の総額は、5年度6月の肉付け補正後と比べ2・5%減の102億4431万円。教育費は、総合体育館改修などが開始するため11%増の6億5337万円となっている。

 主な事業では、小・中学校に通う全ての児童生徒の給食費を無償化に。高校に在学している生徒の通学費の一部を助成するなど、教育環境の充実を図る。

 教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▼健やかな暮らしをともに支え合うまち

▽放課後教室の運営=3969万円―放課後に全ての児童の安全・安心な居場所を確保するとともに、様々な体験の場を提供できるように、小学校内において放課後子ども教室を実施

▽子ども医療費助成=2050万円

▽ひとり親家庭入学支援助成=122万円

▼ともに学び合い豊かな心を育むまち

▽学校給食費の無償化(新規)=1990万円

▽高校等通学費助成=2136万円

▽公設学習塾の開設=323万円

▽人材育成・定住促進奨学金=2496万円

▽ICT活用による学力向上支援=376万円

▽炭鉱遺跡ガイダンス施設運営=614万円

( 2024-03-08付)