市町村立小・中管理職の人事　校長４８３人、３８・５％異動　教頭５１２人、異動率４０．７％

（人事 2019-03-25付）

市町村小中管理職の人事異動状況（クリックすると拡大表示されます）

　道教委は、市町村立小・中学校管理職の三十一年度人事異動状況を発表した。小・中学校を合わせた校長の異動総数は前年度比十八人減の四百八十三人で異動率は三八・五％。教頭は三十四人減の五百十二人が異動。異動率は四〇・七％だった。副校長は前年度に引き続き白糠町庶路学園のみだった。

▼校長

　小学校の校長総数は十六人減の八百一人。異動数は四人増の二百二人で、内訳は、現職異動が百九十五人、行政等からの異動が七人。

　採用数は、九十七人で、うち、教頭からの採用が八十八人、行政等からの採用が九人。

　異動と採用を合わせた異動総数は二百九十九人で二十人減少。異動率は三七・三％となった。

　中学校の校長総数は四百五十五人で二人減少。異動数は、百二十四人で、内訳は、現職異動が百十九人、行政等からの異動が五人だった。

　採用数は六十人で、教頭からの採用が五十三人、行政等からの採用が七人。

　異動総数は、二人増の百八十四人で、異動率は四〇・四％だった。

▼副校長

　三十年度、白糠町庶路学園に副校長が発令され、本道初の義務教育学校副校長が誕生。三十一年度は引き続き白糠町庶路学園の一校のみ。

▼教頭

　小学校教頭の総数は十三人減の七百九十五人。異動数は十三人減の二百十三人で、内訳は、現職異動が二百十人、行政等からの異動が三人。

　昇任数は、九十七人で、うち、主幹教諭・教諭からの昇任が八十八人、行政等からの昇任が九人。

　異動総数は三百十人で、三十四人減少。異動率は三九・〇％だった。

　中学校の教頭総数は四百六十四人で六人減少。異動数は、百三十九人で、内訳は、現職異動が百三十八人、行政等からの異動が一人だった。

　昇任数は、六十三人。うち、主幹教諭・教諭からの昇任が六十人、行政等からの昇任が三人だった。　

　異動総数は、五人増の二百二人、異動率は四三・五％となった。

(人事 2019-03-25付)