由仁町２年度予算案　認定こども園等を提供　ＡＬＴ配置など継続

（市町村 2020-03-04付）

　【岩見沢発】由仁町は２月２７日、令和２年度予算案を発表した。一般会計の総額は、前年度肉付補正後と比べ０・６％減の４７億９３０７万円。うち、教育費は８・９％増の２億６２７２万円となった。

　新規事業として、子どものための教育・保育に１億１７５２万円を措置。認定こども園、私立保育園などの教育・保育の場を提供する。

　継続事業としては、特別支援員配置に８０３万円を計上し、個別な配慮が必要な児童生徒を支援。また、外国語指導助手配置に８９１万円を充てた。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▼地域協働型のまちづくりの実現

▽江別市内４大学学生地域定着推進＝５７万円

　町内事業やボランティア活動へ大学生を招致することで、学生の地域定着を推進する。

▼安心で安全な医療・福祉の推進と豊かな人間性を育む教育の推進

▽子どもの健康検査＝１４２万円―乳幼児健診、中学生ピロリ菌検査および生活習慣病予防検診

▽子どもの予防接種＝７６９万円

▽由仁っ子医療費＝１３０６万円―中学生以下の医療費自己負担額の一部給付

▽ひとり親家庭等医療費＝２９９万円

▽児童手当＝５５４３万円

▽栗山町子ども発達サポートセンター運営費＝２０１万円

▽放課後等デイサービス（新規）＝２１０万円

　障がいのある児童の生活能力向上訓練や社会との交流を行う場を提供。

▽放課後児童健全育成対策＝３７９万円

　昼間保護者が家庭にいない小学生の生活の場を提供。

▽子どものための教育・保育（新規）＝１億１７５２万円

　認定こども園、私立保育園などの教育・保育の場の提供。

▽由仁っ子学力チャレンジ検定料助成＝４６万円

▽小・中学校管理運営＝３５４７万円

▽スクールバスの運行＝６６３７万円―８路線

▽学校給食センター運営＝７１４２万円

▽特別支援員＝８０３万円

　小学校に２人、中学校に２人の支援員を配置。

▽外国語指導助手＝８９１万円

　小・中学校に外国語指導助手を各１人配置。

▽特色ある学校づくりへの支援＝４７万円―学校菜園づくりや芸術鑑賞など

▽要保護・準要保護児童生徒就学援助＝３７５万円

▽社会教育施設管理運営＝３３３６万円

　勤労福祉センター、ゆめっく館（図書館）および文化交流館の管理運営。

▽社会教育施設維持改修＝１８５万円―文化交流館トップライト修繕

▽文化交流館事業実行委員支援＝１１２万円

▽体育施設管理運営＝３１５９万円

(市町村 2020-03-04付)