釧路市小中学校教頭会が総会　新会長に中央小・森口氏　“学ぶ”“つながる”確認

（関係団体 2020-04-30付）

本年度の活動計画などを決めた

　【釧路発】釧路市小中学校教頭会は２３日、釧路教育研究センターで総会を開いた。役員改選では、釧路市立中央小学校の森口暢宏教頭が新会長に就任。議事では、活動の重点でもある「学ぶ教頭会」「つながる教頭会」が果たす役割を確認し、本年度の活動計画などを決めた。

　森口新会長はあいさつで、新型コロナウイルス感染症の対応に全力を注いでいくことを確認した上で、感染拡大に伴う心理的影響に言及。

　「不安、恐れ、嫌悪、差別といった心の中をむしばむ危険性も潜んでいる。子どもや保護者が安心できる、より丁寧な対応を」と呼びかけた。

　今後については、学ぶ教頭会として、定例の教頭会議を学びの場としてとらえ、内容の充実を図るなどの方針を示した。

　つながる教頭会としては、教育関係機関との連携や情報共有を積極的に行い、学校相互の迅速な連絡調整を目指した実働的な組織体制の確立に努めるとした。

　議事では、前年度の活動報告に続き、本年度の活動計画を審議。定例教頭会議での情報交流など、状況に応じて取り組むことなどを確認した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝森口暢宏（中央小・新）

▽副会長＝奥田真由（桜が丘小）、中野昌史（幣舞中）

▽監査＝川上正美（芦野小）、安部新路（春採中・新）

▽事務局長＝佐藤義行（愛国小・新）

▽会計＝湯川朋広（鳥取西中）、佐久間勝教（鳥取西小・新）

(関係団体 2020-04-30付)