小樽のダンスうんどう塾　自宅で筋トレ　遠隔講習考案　新型コロナ感染拡大防止で　

（関係団体 2020-05-08付）

ダンスうんどう～手をつなＧＯ！～

　【小樽発】新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ダンスうんどう塾（小樽、小林英夫塾長）はインターネットを活用した遠隔講習を提案している。リズム感を体験させるプログラムで、場所を選ばずに、少人数ごとの指導や研修会の実施が可能となる。

　ダンスうんどうは、競技ダンスのリズムやステップを取り入れ、誰もが楽しみながら体を動かすもの。小樽市のダンスうんどう塾は市民対象の講座のほか、学校での出前授業、教育関係団体の研修会などでダンスを指導。また、指導の手引書発行など学校教育にも協力している。

　今回、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、ネット・ダンス遠隔講習を考案。オンラインセミナー、ミーティングを開催するためのアプリ「Ｚｏｏｍ」を使い、スマートフォンでの受信を可能とし、自宅でも講習を受けることができる。

　４月１１日には愛知県尾張瀬戸市のダンススタジオとつないで遠隔講習を実施。小林塾長が講師を務め、相互通信で質問に答えながら体の動きなどを伝えた。

　学校教育対象のプログラムは、手拍子や足踏みでリズム感を体験させるものなど。開始時間を伝えることで自宅等にいる子どもたちが遠隔で一斉にダンスうんどうに取り組めるほか、教職員対象の研修も行うことが可能となる。

　小林塾長は「新型コロナウイルスの影響で、人と触れ合うダンスはできない。人が集まる運動や研修もできなくなり運動不足が懸念される。筋力トレーニングにつながるダンスうんどうの効果を広めたい」と話している。

　また、塾では著作権フリーのダンスうんどうＣＤ「手をつなＧＯ！」（７曲入り、価格２０００円）を販売しており、遠隔講習でＣＤに収録している曲を教材とすることも可能としている。

　問い合わせは、中村ひとみ事務局長・電話０９０（３７７８）３４８８、または同塾本部（メールotaru@dance-undojuku.jp）まで。

(関係団体 2020-05-08付)