道教委　市町村立小・中管理職人事　校長４８４人、教頭５３８人異動　副校長は義務教育学校で１人

（人事 2022-03-24付）

４年度市町村立小中学校の人事異動状況（クリックすると拡大表示されます）

　道教委は、市町村立小・中学校管理職の４年度人事異動状況を発表した。小・中学校、義務教育学校における校長の異動総数は前年度と比べ２０人減の４８４人で異動率は４０・７％。副校長は義務教育学校で１人が昇任した。教頭は１４人増の５３８人が異動し、異動率は４４・４％。女性管理職の昇任・採用数は合計２１人増の５８人と大きく増加した。

▼校長

　小学校の校長の総数は２２人減の７３７人。異動総数は１８人増の３１８人で異動率は４３・１％だった。内訳をみると、現職異動が１８５人で、うち行政等からの異動が７人。新起用数は１３３人で、行政等からの起用が１４人、女性採用者が１７人だった。

　中学校の校長の総数は４人減の４３５人。異動総数は４７人減の１５２人で異動率は３４・９％となっている。内訳は現職異動が１００人で、うち行政等からの異動が９人。新起用数は５２人で、行政等からの起用が６人、女性採用者は７人だった。

　義務教育学校の校長総数は５人増の１８人。異動総数は９人増の１４人で異動率は７７・８％。このうち現職異動が１１人、昇任者が３人となっている。

　管内別の異動率は石狩が５４・１％と最も高く、上川が４８・２％、檜山が４８・１％などと続く。最も低いのは根室で２７・５％だった。

▼副校長

　副校長の総数は義務教育学校で１人増の２人。十勝管内で女性１人が昇任となった。

▼教頭

　小学校教頭の総数は１７人減の７３２人。異動総数は７人増の３２５人で異動率は４４・４％。現職異動数は２人減の２１４人で、このうち行政等からの異動が５人。新起用数は、９人増の１１１人で、このうち行政等からの起用が１０人、女性昇任者が２７人。

　中学校教頭の総数は５人減の４４５人。異動総数は８人増の１９５人、異動率は４３・８％となった。現職の異動数は１０人増の１３１人で、このうち行政等からの異動が２人。新起用数は２人減の６４人で、このうち行政等からの起用が８人、女性昇任者が５人だった。

　義務教育学校の教頭の総数は１０人増の３６人。異動総数は１人減の１８人で、異動率は５０・０％。内訳は現職異動が８人、新起用数は１０人で、このうち行政等からの起用が２人、女性昇任者が１人となっている。

　管内別の異動率は留萌が５５・６％、石狩が５１・５％、日高が５１・２％と高く、最も低いのはオホーツクで３２・５％となっている。

(人事 2022-03-24付)