公立高入選　再出願後の状況　全定計２万５３２２人　再出願者は計１９０３人

（市町村 2023-03-01付）

　道教委と札幌市教委は２月２８日、５年度公立高校入学者選抜に係る再出願後の出願状況を発表した。一般出願者数は、全日制・定時制を合わせて２万５３２２人。全定合わせた全体平均倍率は０・９４倍で、出願変更後と比べて０・０１ポイント下降した。

　有朋高校を除く実募集人員は、全日制２万５１４６人、定時制１８５５人の合計２万７００１人。一般出願者数の内訳は、全日制２万４５０６人、定時制８１６人。

　全日制をみると、倍率は０・９７倍で出願変更後と比べて０・０１ポイント下降。内訳は、普通科が横ばいの１・０３倍、専門学科が０・０３ポイント上昇し１・２５倍、職業学科が０・０８ポイント下降し０・７６倍、総合学科が０・０２ポイント下降し０・８９倍だった。

　推薦・連携型入選で内定しなかった１７８１人のうち、再出願したのは１７６５人。うち当初と同じ学科へ出願したのは１５９２人、当初と異なる学科へ出願したのは１７３人だった。

　募集人員に満たない学校・学科数は、普通科が９４校、専門学科が４校４学科、職業学科が５７校１０７学科、総合学科が１３校となった。

　倍率が１・５倍を超えた学校・学科数は、普通科が６校７学科、専門学科が４校４学科、職業学科が５校８学科、総合学科が１校。

　再出願によって出願変更後より倍率が０・４ポイント以上高くなった学校・学科は、千歳・国際流通、札幌国際情報・グローバルビジネス、函館商業・流通ビジネス、帯広農業・食品科学と森林科学、釧路商業・会計の５校６学科だった。

　一方、定時制の倍率は０・０４ポイント下降し０・４４倍。推薦で内定しなかった１５７人のうち、再出願したのは１３８人。うち当初と同じ学科に出願したのは１３６人だった。

　出願者数が募集人員を超えたのは、市立札幌大通の午前・午後・夜間だった。

　今後の日程は、学力検査があす２日、追検査が１４日、合格発表が１７日午前１０時。第２次募集の出願受付は２３、２４日、２９日までに第２次募集の合格発表を行う。

(市町村 2023-03-01付)