洞爺湖町３０年度予算案―骨格編成　学校課題解決へ人員配置　小・中の教育用ＰＣ更新

（市町村 2018-03-06付）

　【室蘭発】洞爺湖町は二月二十七日、三十年度予算案を発表した。四月の町長選を控えた骨格予算編成。一般会計は前年度当初比一〇・六％減の六十一億三千四百七十万円。このうち、教育費には三・四％減の三億七千三百二十七万円を計上した。

　主な事業をみると、学校課題の解決などに資する人員の配置に三千七百三十九万円を措置した。このほか、小・中学校の教育用コンピューター配置を盛り込み、情報教育の充実を図る。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▼民生費

▽洞爺保育所建替＝二五、三四〇―老朽化した洞爺保育所の移転・建替

▼衛生費

▽保健衛生指導＝一一八―栄養教室、健康づくり推進など

▼教育費

▽学校課題の解決等に資する人員配置＝三、七三九―児童生徒の学校生活や学習上の支援を行う特別支援教育支援員・介護員、学習支援員の配置

▽教育改善推進＝五四―学力向上部会、特色ある教育部会、家庭・地域との連携部会の視点で事業を実施

▽虻田高支援＝六七―虻田高の生徒募集などを支援

▽姉妹都市等交流＝八九―姉妹町の箱根町との中学生親善交流

▽小学校教育用コンピューター配置＝一、五七九

▽小学校教材整備・就学援助＝一、〇〇二―教材備品整備など

▽中学校教育用コンピューター配置＝九六四

▽中学校教材整備・就学援助＝八九九―教師用指導書・学力向上授業用教材購入等

▽外国青年招致＝五二九―外国青年英語指導助手配置

▽社会教育奨励＝三一九―地域未来塾などの社会教育活動推進

(市町村 2018-03-06付)