道教委が教育功績者表彰式挙行　顕著な功績をたたえ　一層の研鑚に向け決意

（道・道教委 2018-12-20付）

佐藤教育長が受賞者一人ひとりに表彰状を手渡した

　道教委は十八日、ホテルライフォート札幌で三十年度道教育功績者表彰式を執り行った。佐藤嘉大教育長が「本道の教育の振興のために尽力し、顕著な功績を残した」と受賞者をたたえ、一人ひとりに表彰状と記念品を手渡した。受賞者を代表してあいさつに立った遠軽町教委の河原英男教育長は「子どもたちが生き生きと学ぶことができるよう、なお一層研鑚していきたい」と決意を示した。

　表彰は、本道の教育振興に功績のある教育職員その他の教育関係者を表彰してその功績に報い、教育の振興に寄与することを目的に、昭和二十八年度から実施。教育職員として在籍し、その功績が特に顕著な人、教育職員として特に模範とすべき行為のあった人などを毎年度、表彰している。

　六十四回を迎えた今回、十人が晴れの栄誉に輝いた。

　表彰式では佐藤教育長があいさつ。

　「永年にわたりその優れた識見と指導力をもって、本道の教育の振興のために尽力し、顕著な功績を残した。本道の教育がこれまで、社会の激しい変化の中で幾多の試練を乗り越え、多くの道民の信頼を得ながら着実に発展することができたのも、皆さんの功績によるところが誠に大きい」とたたえた。

　また、「子どもたちがふるさとへの誇りと愛着をもち、世界に視野を広げ、多様性を尊重し、ともに支え合いながら、将来の北海道を支えるたくましい人材に育っていくことができるよう、全力で取り組んでいく」と述べ、理解と協力を求めた。

　受賞者の功績紹介のあと、佐藤教育長が受賞者一人ひとりに表彰状と記念品を手渡した。

　続いて、来賓の高橋はるみ知事（中野祐介道総務部長代読）、松山丈史道議会副議長、石田政充道町村教育委員会連合会会長が祝辞。受賞者の功績をたたえ、本道教育の一層の振興に向けて協力を呼びかけた。

　受賞者を代表して、遠軽町教委の河原教育長が「これからも、それぞれの地域、それぞれの立場から、子どもたちが生き生きと学ぶことができるよう、なお一層研鑚していきたい」と決意を新たにした。

(道・道教委 2018-12-20付)