本別町３１年度予算案　社会科副読本を改訂　ＣＳの本格導入推進

（市町村 2019-03-07付）

　【帯広発】本別町の三十一年度予算案がまとまった。一般会計は前年度当初比三・六％増の六十九億三千百万円。うち、教育費は六・九％増の五億七千六百万円となった。

　新規事業では、現地調査を踏まえて学校施設の長寿命化計画を策定するほか、小学校三・四年生用社会科副読本を改訂する。また、ＣＳの本格導入を進め、町派遣教員と英語教諭を引き続き配置する。　

　主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▼雇用対策事業の推進

▽ワークシェアリング枠

・臨時職員賃金＝三七〇―高校生二人

▼各種事業の推進

▽しごと体験交流館運営（新規）＝三六一

▽保育料軽減＝三、九三七―子育て世代の経済的負担の軽減を図るため、認定こども園・保育所などの利用者負担額を軽減する

▽誕生日記念品の贈呈＝七三―木製知育玩具、有料ごみ袋年間六〇枚

▽幼保連携型認定こども園建設費補助＝四、〇四六

▽地域子ども・子育て支援＝四、一九七―一時預かり、延長保育、病児保育、放課後児童健全育成など

▽保育補助者雇上強化＝四四三

▽施設型給付費の支給＝一一、二〇九―認定こども園・保育所を利用する保護者に対し、各施設のサービス内容によって、給付金を支給

▽第二期子ども・子育て支援事業計画の策定＝四九

▽乳幼児・学童および高齢者定期予防接種の充実＝九一四

▽子育て療育医療支援医療給付助成＝一〇

▽インフルエンザ予防接種助成＝三〇九

▽ＣＳの導入＝一七―本別・仙美里地区に学校運営協議会を設置し、ＣＳを本格導入

▽町派遣教員の配置＝三三二

▽英語教諭の配置＝三三二―新学習指導要領の実施に当たって、移行期間の支援や高校生と幼児を対象とした英語教室の実施

▽社会科副読本印刷（新規）＝三三〇―小学三・四年生向け社会科副読本の改訂・印刷

▽町学校施設長寿命化計画策定（新規）＝四九五―五小中学校の現地調査を踏まえた施設評価を実施し、長寿命化計画の策定を目指す

▽小学生小松島市交流研修＝二五

▽多子世帯に対する給食費の無料化＝一七三

▽本別高校の教育を考える会補助金＝二、七三六―模試受験料補助、制服購入費補助など

▽本別中央小学校開校五〇周年を祝う会補助金（新規）＝一〇〇

▽スクールバス更新＝二、四四二―定員四一人バス

▽少年教育事業の充実＝八四―リーダー養成を目指し、「本別元気学宿」「プレ元気学宿」などの集団生活体験学習を実施

▽ふるさと学習「ほんべつ学」講座の推進＝六

▽町民文芸『沖積土』記念号の発刊（新規）＝四二

▽公民館施設備品更新（新規）＝一八七

▽本のまち夢づくり講演会の開催＝三五―町出身の画家・絵本作家を招いて講演会と出前授業を開催

▽郷土資料データベースによるふるさと情報の発信＝九

▽資料館企画展「七月一五日本別空襲を伝える」～本別から戦争を語る＝四

▽スポーツイベントほんべつ健康ウィーク2019の開催＝一五

▽体育の日イベント義経の里スポーツフェスティバルの開催＝二四

▽スポーツ施設の整備・充実（新規）＝六五―ウェートトレーニング器具更新

(市町村 2019-03-07付)