教育費は３億円　下川町３１年度予算案・骨格編成

（市町村 2019-03-07付）

　【旭川発】下川町の三十一年度予算案がまとまった。四月に町長選を控えた骨格編成。一般会計は前年度当初比三・六％減の四十六億七千百万円。うち、教育費は三・二％増の二億九千八百四十六万円となった。

　主な事業をみると、小学校に二千三百七十三万円、中学校に二千七百四十四万円をそれぞれ施設等管理事業費として計上。学校図書、義務教育用備品、地域材机・いす、中学校吹奏楽器などの購入のほか、中学校舞台幕の取替えなどを行う。

　主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽民生委員児童委員協議会補助＝二六六

▽医療給付＝二、一三一―重度心身障害者、ひとり親家庭等、乳幼児等医療費扶助（中学生以下無料）

▽認定こども園運営＝三、五八〇―四月一日から運営。保育士の充足、玄関に自動扉（自動施錠）を整備

▽下川商業高校教育振興協議会交付金＝三五〇

▽下川商業高校入学促進＝八五三

▽下川商業高校部活動支援＝二七〇

▽語学指導＝四九〇

▽就学援助＝三三四

▽小学校施設等管理＝二、三七三

▽中学校施設等管理＝二、七四四―舞台幕取替など

▽特別支援教育＝一、一二一

▽ウイークエンドスクール＝二七九―小学三年生から中学生まで

▽部活動支援＝一四九

▽学校給食共同調理場管理運営＝二、一二八

▽森林環境教育＝四九三

▽図書室運営＝八七〇

▽児童室運営＝七五七

▽放課後子供教室（キッズスクール）＝一九六

▽青少年育成支援＝二八四

▽体育施設管理運営＝五、六二一

▽スポーツ推進＝一、七一三

▽町民文化・芸術＝二八一

▽ふるさと交流館管理運営＝八七六

▽札天山収蔵館管理運営＝二三五

▽林業林産業人材確保支援＝六六―高校で森林・林業を学ぶ生徒の林業実習の場を提供する

▽都市・企業・団体との経済交流＝七一一―子ども交流事業として、横浜市戸塚区の小学生と相互派遣を行うほか、誘致企業と高校生の交流など

(市町村 2019-03-07付)