新会長に江別一小・東氏　石狩管内小中教頭会が総会

（関係団体 2020-04-20付）

配布資料を活用した職能向上を呼びかけた

　石狩管内小中学校教頭会は１０日、北広島市内の石狩教育研修センターで令和２年度総会を開いた。新会長に江別市立江別第一小学校の東祐史教頭を選任。東新会長は新型コロナウイルスの感染拡大で通常どおりの活動が難しいことから、配布する資料などを活用した職能向上を呼びかけた。

　総会はコロナウイルス感染防止のため、出席者を各市町村の会長と事務局長のみとし、規模を縮小して実施した。

　冒頭、後藤章夫会長があいさつ。「校長が示すビジョンに向かって実際に学校の舵を取るのは、間違いなく教頭。これまで以上に一層研鑚に励み、職能の向上を図っていく必要がある」と強調した。

　議事では、元年度会務報告、会計決算などを行ったほか、本年度の活動方針や活動内容などについて審議。

　２～４年度の３ヵ年継続研究では、研究主題を「未来を生きる力を育む活力ある学校をめざし、いかに教育環境の整備を図る」設定。視点に「学校の教育目標の達成に向けた効果的・効率的な業務推進のために、教頭はどのような働きかけをすればよいか」「働き方に対する教職員の意識改革に向けた取組を推進するためには、教頭はどのような働きかけをすればよいか」を据えた。

　また、２３日に予定していた研究協議会の中止を連絡した。

　役員改選では、東新会長を選任。東新会長は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、通常の活動は難しいとした上で「今後、会員が集まることができない状況が考えられるので、資料を用意して対応したい。資料に目を通して力を付けてほしい」と語った。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝東祐史（江別市江別第一小・新）

▽副会長＝高橋浩子（江別市大麻東中・新）、前田真志（千歳市千歳中・新）

▽事務局長＝山口歩（恵庭市恵み野中）

▽事務局次長＝内海洋（北広島市西の里小・新）、庄隆晃（石狩市南線小・新）

▽会計＝髙橋潤一（北広島市東部小・新）

▽監査＝玉腰武（石狩市花川南小）、八木橋桂二（千歳市北陽小・新）

(関係団体 2020-04-20付)