換気徹底など呼びかけ　道研が新型コロナ対策

（コロナウイルス関連 2020-05-07付）

　道立教育研究所は、「新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」を作成した。道研における感染予防および感染者が発生した場合の対応を示したもの。ホームページ上の新型コロナ感染症対応に関する特設コーナーに掲載している。

　感染予防対策として、①所員の感染予防対策②来所者の感染予防対策―の２点を設定。

　①では、「１時間に１回以上の換気を徹底すること」や、「管理職員は年次有給休暇等の取得を推奨すること」など執務環境に関する対策を示しているほか、通勤時・勤務中のマスク着用、公共交通機関で通勤している職員の勤務時間の割り振り変更や時差出勤の活用などについて記載している。

　また、不要不急の出張を行わないことや、在宅勤務の積極的な活用についても呼びかけている。

　②では、来所者へのお願い事項として、マスクの着用やアルコール消毒液による手指消毒などを行うよう玄関前に掲示することや、外部事業者等への対応として、執務室内での打ち合わせは控え、会議室や演習室等で２㍍以上の距離をとり、短時間で打ち合わせを済ませるよう努めることなどを提示。

このほか、職員または家族等の感染の疑いが発生した場合の対応フローや、新型コロナウイルス感染症の発生に伴う休暇等の取扱いについても示している。

(コロナウイルス関連 2020-05-07付)