砂川市　３年度予算案　GIGAスクールサポーター配置　中学生に英語検定料補助

（市町村 2021-03-05付）

　【岩見沢発】砂川市は２月２５日、令和３年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比１７・１％減の総額１３１億１０００万円。うち教育費は１２・１％減の９億６５４１万円。

　新規事業として、子ども通園センター改修に２８２３万円、教師用教科書・指導書購入に２４９万円、ＧＩＧＡスクールサポーター配置に１０１万円を積み上げた。

　学力向上対策の一環として、児童の学力の基礎・基本の定着、家庭学習の習慣化を図るため、引き続き、民間学習塾の講師を公民館に招き、放課後に学習を支援する。３年度から、生徒の英語力および学習意欲を高め、市内中学生に対し、英語検定料を補助する。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▽児童手当支給＝１億５０５５万円

▽医療費一部負担金軽減＝５６５万円

　小学生対象。

▽子育て支援センター＝６０４万円

▽子ども・子育て会議経費＝９万円

▽すこやか子育て応援＝７３５万円

▽幼稚園運営支援＝７３１２万円

▽幼児教育無償化＝１１５万円

▽子育てのための施設等利用給付＝７４０万円

▽学童保育＝４１９１万円

　５ヵ所。

▽子育て世代包括支援センター＝８０万円

▽母子父子家庭自立支援教育訓練＝１８万円

▽母子父子家庭高等職業訓練促進＝２８１万円

▽障害児自立支援事業・障害児施設＝８６６３万円

▽子ども通園センター運営＝２０５３万円

▽子ども通園センター保育所等訪問支援（新規）＝４２万円

　指導員が保育所や幼稚園を訪問して、心身の発達や成長に心配がある児童が集団生活への適応力を高められるよう支援。

▽子ども通園センター改修（新規）＝２８２３万円

　屋根・外壁等改修、ＬＥＤ化改修など。

▽感染症予防接種＝３４２６万円

　子どもの予防接種など。

▽がん対策推進＝１５２４万円

　がん検診、中学生ピロリ菌検査など。

▽小児救急医療支援＝８６６万円

▽オアシス通信発行＝８３万円

▽小学校外国青年招致＝４６１万円

▽市費教員任用＝２９６万円

　北光小の複式学級に引き続き、支援員を配置。

▽総合的な学習の時間＝７３万円

▽学力向上対策＝３５１万円

　標準学力検査の実施。民間学習塾の講師を公民館に招き、放課後に学習支援。市内中学生に対し、英語検定料を補助。

▽教師用教科書・指導書購入（新規）＝２４９万円

▽中学校外国青年招致＝３７１万円

▽児童生徒指導・教育相談＝２４０万円

▽学校間連携＝２２万円

▽教育心理検査＝２８万円

▽小学校スキー授業＝４０３万円

▽学校給食パン・米飯運搬＝２４２万円

▽学校給食センター整備＝１億３９１万円

　蒸気管改修、調理室などの空調設備改修。

▽学校給食用備品整備＝２２５０万円

　蒸気式攪拌装置付大型釜の更新。

▽学校運営協議会運営・活動＝２８０万円

　砂川小、豊沼小、中央小、空知太小、北光小、砂川中、石山中において、学校運営協議会を実施。

▽特別支援学級生活支援員配置＝１７４万円

▽特別支援教育支援員配置＝１２９３万円

▽砂川高校支援＝８０１万円

　サテライト授業補助金など。

▽小・中学校整備＝４８９０万円

　中央小プールろ過機改修、空知太小児童玄関改修など屋外および校内設備の修繕、教材備品更新。

▽ＧＩＧＡスクールサポーター配置（新規）＝１０１万円

　教員への端末・学習支援ソフトの操作説明やメンテナンスなど支援するサポーターを配置。

▽市立小中学校適正規模・適正配置検討＝１０８万円

　市立小・中学校の統合に伴う統合準備委員会および小中一貫教育推進委員会を設置。

▽図書・書架等購入＝６５０万円

　乳幼児から青年までを対象とした図書、収納用の書架、貸出文庫用備品および読み聞かせに使用する用品を購入。

▽図書館開館時間延長＝２９３万円

　水・金曜日２時間延長。

▽子ども読書活動推進＝２５万円

▽幼児教育＝１５万円

▽プログラミング体験教室実施＝６万円

▽ジャリン子夏祭り＝１６万円

　子ども会活動育成。

▽国際交流＝６万円

▽放課後子ども教室推進＝２６４万円

▽全道中学生剣道練成大会＝６３万円

(市町村 2021-03-05付)