木古内町　３年度予算案　ＩＣＴ指導の講師派遣　教育費８％増３．２億円

（市町村 2021-03-05付）

　【函館発】木古内町は２月２４日、令和３年度予算案を公表した。一般会計は前年度肉付補正予算から新型コロナウイルス対策費を除いた総額との比較で１２・１％減の４０億１７９０万円。うち教育費は７・９％増の３億１７８６万円となった。

　新規事業では、ＩＣＴ教育支援に１５８万円を計上。教師や児童生徒を対象に、端末の操作などを支援・指導する講師の派遣を行う。

　また、小学生向けのプログラミング講座実施に向けて１０７万円を措置。さらに、公民館長寿命化外壁・屋外建具改修等に８３４４万円を盛り込んでいる。

　教育関係の主な事業はつぎのとおり。

▽他自治体所在高校通学支援＝１３１万円

▽特別支援教育支援員配置＝７８９万円

▽外国語指導助手（ＡＬＴ）配置＝５３５万円

▽各部活動・大会参加支援（小・中学校）＝２３０万円

▽義務教育教材副読本等配布・小学校（拡充）＝７８万円

▽義務教育教材副読本等配布・中学校（拡充）＝２６万円

▽ＩＣＴ教育支援（新規）＝１５８万円

▽中学校グラウンドフェンス改修（新規）＝６３０万円

▽町史編さん＝１４１８万円

▽郷土資料館運営＝８３４４万円

▽公民館長寿命化外壁・屋外建具改修等（新規）＝８３４４万円

▽小学生向けプログラミング講座実施（新規）＝１０７万円

(市町村 2021-03-05付)