道議会予算特別委員会（令和３年３月１９日）　生徒の指導に効果　新学期も活用継続　体調・行動等の確認システム

（道議会 2021-03-23付）

　１９日の１定道議会予算特別委員会第２分科会では、体調・行動等の確認システムについて質疑が行われた。

　このシステムは、クラウドサービスを活用して学年末、学年始めの休業期間における生徒の体調や行動等を確認するために構築したもの。

　道教委の唐川智幸高校教育課長は、各学校からは休業中も毎日、生徒一人ひとりの状況を即時に把握できるほか、毎日の状況をデータとして蓄積し生徒への指導に役立てられるなどの評価を得ていると報告。

　また、現在、クラウドサービスの利用が間に合わない学校を除く９割以上の公立高校において運用準備が整っているとし、「今後は、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向け、システムを春休み後も継続して活用を促し、生徒が新学期に安全で安心な学校生活を送ることができるよう取り組んでいく」とした。

　阿知良寛美委員（公明党）に対する答弁。

(道議会 2021-03-23付)