２定道議会予算特別委員会（６月２８日）　欠員解消に向け　免許の取扱い周知　教員不足への対応

（道議会 2022-07-04付）

　教員不足への対応が取り上げられた。

　道教委の山下幹雄教職員課長は、札幌市を除く道内で産休・育休の代替教諭教員などを補充できない欠員について、４月１日現在で小学校３１人、中学校１６人、高校６人、特別支援学校７人、合計６０人となっていると説明。６月１日現在では、小学校１６人、中学校１１人、高校２人、特別支援学校１人の合計３０人となっているとした。

　池野敦教育部長は、教員免許更新制の解消に伴い７月から教員免許状の失効者は申請によって、休眠状態の人は手続き不要で免許を利用できるようになることから「退職教員や失効した免許状を有する社会人に対して道の広報を活用するなど様々な方法で保有免許の取扱いを周知するとともに、臨時免許状をはじめとする教員免許制度を有効に活用するなど欠員解消に向けた取組を進めていく」と答弁した。

　滝口直人委員（自民党・道民会議）の質問に対する答弁。

(道議会 2022-07-04付)