北海道社会科教育連盟　委員長　白崎　正

（教育研究団体に聞く 2023-01-06付）

　謹んで新年のごあいさつを申し上げます。また、平素より本連盟の研究活動にご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

　昨年、１０月２７日に「第６０回全国小学校社会科研究協議会研究大会北海道大会」兼「第７７回北海道社会科教育研究大会」「第４９回札幌地区社会科教育研究大会」を開催いたしました。当日は、感染対策をとりながら、カナモトホール、さっぽろテレビ塔での会場参加とオンライン参加のハイブリッド開催とし、１７本の公開授業は、事前にオンデマンド配信しました。それにより参会者は、全ての授業をじっくりと視聴した上で授業の話合いに臨むことができました。

　当日は、道社連の研究提案と特設提案授業「わたしたちのくらしと電気」をもとに、記念シンポジウムを行い、その後、９つの学年別分科会場で、熱心な討議が行われました。文部科学省初等中等教育局教科調査官である小倉勝登先生からは、北海道大会のご講評をいただき、全国で共有したいこととして「教材の重要性」「学習過程の工夫の重要性」「問いの重要性」の３つについてのお話がありました。

　大きな成果を噛みしめるとともに、本連盟が、北海道の社会科教育の深化・発展にさらに寄与することを誓う一日となりました。

　令和５年度からは、新たな３か年継続研究が始まります。全道１５地区、約千人の会員と共に、北海道の社会科教育の充実、発展のために努めてまいります。

▼新年の事業計画

▽第７８回北海道社会科教育研究大会兼第５０回札幌地区社会科教育研究大会

▼事務局＝札幌市立円山小学校（事務局長・平澤淳志校長）

(教育研究団体に聞く 2023-01-06付)