北海道視聴覚教育連盟　会長　山下暢哉

（教育研究団体に聞く 2023-01-10付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。皆様には日ごろより本連盟の活動に対しまして、深いご理解と温かいご支援を賜り、心よりお礼申し上げます。

　本連盟は、全道各地の研究団体の協力のもと、研究を進めております。令和４年度は「心を揺さぶり　主体的・対話的で深い学びを創造する放送教育・ＩＣＴ教育」を大会主題として、道南情報教育研究会ネットワーク主管のもと、昨年１１月５日函館市立あさひ小学校を配信会場にオンライン形式での第７３回北海道放送教育研究大会・第６７回北海道視聴覚教育研究大会　合同大会（函館・渡島大会）を開催することができました。

　前年度の札幌大会の成果と課題を受けて、事前に授業の様子を動画配信することで、研究会当日４つの授業分科会を設定、あわせて幼保・小・中・高の校種別での８つの実践発表と放送大学教授による講演を公開いたしました。

　会同することはできなくとも全道・全国の仲間とつながり、ＧＩＧＡスクール時代の子どもたち・教師の学びの在り方を深く掘り下げるよい機会となりました。

　１人１台の端末や高速ネットワークの整備等、急速に環境が整う中、子どもたちの豊かな学びを育むには、これまで以上にＩＣＴ教育・視聴覚教育の役割は大きくなっています。

　本連盟では確かな実践を積み重ねるとともに先進的な取組も続けていきたいと考えております。

　ことしは石狩地方を会場として、合同大会を開催する予定です。本年も変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

▼事務局＝札幌市立北陽小学校（事務局長・小松雅征教頭）

(教育研究団体に聞く 2023-01-10付)