札幌清田中 ジャガイモ掘り いっぱいとれたかな 清田緑小、南小の児童も
( 2023-09-22付)

清田中ジャガイモ収穫と草取り
札幌清田中ジャガイモ掘り

 札幌市立清田中学校(高橋利幸校長)は19日、同校のスマイル花壇で草取りとジャガイモ掘りに取り組んだ。コミュニティ・スクール活動の一環として、特別支援学級の生徒13人と清田緑小学校の児童4人、清田南小学校の児童4人が参加。バケツ3杯分を収穫し、全員で笑顔を見せた。

 清田中学校区では「感謝と礼儀を持った清田を示す」を目指し、PTA活動の連携や学校行事の交流などに取り組んでいる。園芸作業体験は、こうした小中交流の一環。

 今回のジャガイモは、ことし5月に種をまいたもの。6月上旬には、保護者や地域住民、民生委員らと花苗320株を植栽している。

 この日は、はじめに清田中の生徒たちが企画したじゃんけんや○×クイズなどのアイスブレイクのあと、まりもチームとこんどうFCチームの2組に分かれた。また、園芸作業に当たって大切なこととして「あいさつ」「返事」「自分から発信すること」を全体で確認した。

 スマイル花壇に移動し、それぞれでジャガイモ堀りと草取りに挑戦。

 児童生徒たちはスコップや素手でジャガイモを掘り起こした。「この辺りにはまだある!」と着々と作業を進め、合計バケツ3杯分を収穫した。

 草取りでは、花に栄養が行き渡るように根っこから抜き取った。

 あいにくの雨天のため、作業を途中で切り上げた。収穫後は、食べられるものとそうでないものを仕分け。児童たちは、形が良くて大きいものを選び1人2個ずつ持ち帰った。

 人気のジャガイモ料理を決定する企画「ジャガイモ料理選手権」では、カレーライスとフライドポテトが上位に浮上。児童生徒たちは収穫したジャガイモ料理のレシピに想像を膨らませた。

 参加した小学生は「安心して作業ができて楽しかった」と感想を述べた。

( 2023-09-22付)