最新記事一覧(解説)
解説
【解説】読書推進へ子どもの意見を
全国都道府県教育長協議会は子どもの読書活動の推進方策に係る調査研究報告書をまとめた。読書イベントの企画に子どもが参画する割合は都道府県が23・4%、市区町村が13・0%。子どもの視点を取り入れ、実態に合わせて読書活動の機運を高める必要性を指摘している。 調査対象は47都道府県と399市区町村。...(2025-05-20) 全て読む
【解説】部活動改革の課題と対応
スポーツ庁・文化庁の調査によると、全国の公立中学校における休日の運動部の50%、文化部の54%が8年度までに地域クラブで実施する予定となっている。休日に関しては現推進期間において一定程度の進捗が見られる一方、平日に関しては運動部で22%、文化部で19%にとどまる。 自治体が抱える課題は「指導者...(2025-05-19) 全て読む
【解説】業務管理 実効性が鍵に
給特法等改正案は衆議院を通過し、参議院での審議に入る。修正案では教員の処遇改善と併せて時間外勤務の削減措置を新設。教育課程編成の在り方に関する専門的議論を深めるとともに、教職員定数の改善など教育条件を一体的に整備する。まずは5年間をかけて時間外勤務を月30時間程度にまで縮減し、将来的には20時間を...(2025-05-16) 全て読む
【解説】4人に1人が誤情報拡散
総務省はICTリテラシーの実態調査結果を公表した。偽・誤情報と接触した人の47・7%が正しい情報と認識し、4人に1人が何らかの手段で誤った情報を拡散したことが分かった。 偽・誤情報の認識・拡散は、情報技術が人々の認知・行動に与えるリスクの一つとされ、民主主義や災害・パンデミック発生時に深刻な影...(2025-05-15) 全て読む
【解説】探究活動との一定的評価を
情報活用能力はタイピングなどデジタル機器の基本操作に始まり、情報を収集・整理・分析する活用力、情報技術への特性理解など多岐にわたる。SNSの普及は多様な意見から隔離されるフィルターバブル、同一の意見のみに囲まれるエコーチェンバーなどの現象をもたらし、情報モラルやメディアリテラシーの重要性がより高ま...(2025-05-14) 全て読む
【解説】業務持ち帰り改善へ
給特法等の改正案が9日、衆議院文部科学委員会で審議された。教員の時間外在校等時間の縮減、中学校の35人学級実現などの目標を付帯決議として盛り込む修正案を協議。石破茂首相は今後、教員の業務の持ち帰りの実態把握・改善に向けた指導の徹底を図っていく考えを示した。 昨年12月の文科大臣と財務大臣による...(2025-05-13) 全て読む
【解説】スポーツでまちづくり推進を
スポーツ庁・経済産業省が設置するスポーツ未来開拓会議は4月下旬、スポーツ市場の成長産業化を見据えた当面の取組を取りまとめた。eスポーツの促進など成長分野における施策を提言。まちづくりや地域経済の活性化に寄与するスタジアム・アリーナを整備・活用するため、ハード・ソフト・インフラ面での支援を行う必要性...(2025-05-12) 全て読む
【解説】校務DXで市場活性化
ICT市場調査コンサルティングの㈱MM総研は、校務DXに向けたICT環境整備動向調査を公表した。校務支援システムのサービスはEDUCOMが33%と最も多く、スズキ教育ソフトが27%、内田洋行が8%と続いた。新規参入の新製品の発表も多く、校務DXを契機に市場が活性化していると分析する。 調査は全...(2025-05-08) 全て読む
【解説】外国人留学生が過去最多
日本学生支援機構は、日本人学生の海外留学状況および外国人留学生の在籍状況調査結果を公表した。日本人学生の5年度留学者数は前年度比53・3%増の8万9179人と大幅に増加し、中でも中国や台湾への留学が増えている。外国人留学生は20・6%増の33万6708人と過去最多となり、アジア圏の国・地域で大幅に...(2025-05-07) 全て読む
【解説】読書活動の在り方に変化
読書活動は読解力、思考力、表現力を養う上で大きな役割を果たしている。OECDの調査によると、読書を肯定的に捉える生徒、本を読む頻度が高い生徒ほど読解力が高いことが明らかになっている。 感性の豊かな10代における良書との出合いは、自分らしく生きるヒントを与え、人とのつながりを生む大切なきっかけに...(2025-05-01) 全て読む
【解説】デジタル併願制へ事例創出
文部科学省とデジタル庁は、公立高校入試における単願制是正のため「デジタル併願制」の導入に向けた検討を開始する。生徒の希望する進学先につなげられるメリットがある一方、定員割れが進む可能性も懸念されており、希望する自治体での事例創出や関係者への意見聴取を行いながら検討を進める。 デジタル併願制は、...(2025-04-30) 全て読む
【解説】技術科免許外教員 道内223人
文部科学省の6年度調査結果によると、全国の技術科担当教員のうち25%の2377人が臨時免許状所有者または免許外教科担任であることが分かった。4年度の前回調査と比べ2ポイント上昇した。札幌市を除く道内では、全体の半数を超える223人が免許外教科担任。依然として全国最多の状況が続いている。 全国の...(2025-04-28) 全て読む
【解説】楽しさ実感できる授業を
調査報告書では、道教育大学札幌校の中島寿宏教授、同旭川校の高瀨淳也教授による今後の方向性に関する意見を掲載している。 中島教授は、これまで北海道の課題だった下半身の動きを伴う記録が、男女ともいくつかの項目で全国との差が縮まったことに触れ「基礎的な運動能力を高める体育授業の改善が効果を上げつつあ...(2025-04-25) 全て読む
多様性包摂のモデル創出
中教審は次期学習指導要領検討に向けた審議事項の一つに「柔軟な教育課程の編成」を挙げているが、背景には、児童生徒の実態の多様化がある。 文部科学省の各種調査結果から、小学校35人学級では、家の蔵書数が少なく学力が低い傾向にある子が12・5人、不登校や不登校傾向にある子が4・8人、学習面・行動面で...(2025-04-24) 全て読む
【解説】日本版DBS施行へ検討会
教育・保育業務従事者の性犯罪歴を確認する「日本版DBS」の創設に向け、こども家庭庁は21日、こども性暴力防止法施行準備検討会の初会合を開いた。制度の対象や子どもの安全確保措置などを論点として提示。年内をめどにガイドラインを策定し、円滑な法施行へ準備を進める。 同法は、生涯にわたり深刻な影響を与...(2025-04-23) 全て読む
【解説】社教主事の門戸拡大
文部科学省は、8年度から社会教育主事講習の受講資格を拡大する。外国の大学卒業者や専修学校専門課程修了者を新たに対象にするほか、福祉関係職も受講資格であることを明確化する。社会教育の裾野が広がる中、講習の門戸を開放することで担い手になる多様な人材の確保につなげる。 社会教育主事は教育委員会事務局...(2025-04-22) 全て読む
【解説】地域クラブ認定へ新制度
地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議は17日、最終取りまとめ素案を審議した。昨年12月に公表した中間まとめから個別課題への対応を追記。地域クラブ活動の質を担保するため、各自治体が地域クラブ認定する仕組みを構築する方向性を示した。 素案では、少子化が進む中、継続的にスポーツ・文...(2025-04-21) 全て読む
【解説】情報活用能力など上昇
DXハイスクールの6年度採択校において、生徒の情報活用能力、主体性、協働性、課題解決能力が大きく上昇していることが、文部科学省の調べで分かった。特に情報活用能力の伸び率は他の生徒と比べて3・2倍の差が見られ、最先端のICT機器や専門的な外部人材を活用した学びの効果が表れている。 調査は6年度の...(2025-04-18) 全て読む
【解説】特別支援の調整額半減
阿部俊子文部科学大臣は15日の記者会見で、特別支援教育に従事する教師に支給されている給料の調整額を、8年度から2年間をかけて半減する考えを示した。教職調整額の段階的な引き上げに合わせた措置で、教師個人の給与水準は上昇するとしている。 文科省は教員の教職調整額を7~12年度までに10%まで段階的...(2025-04-17) 全て読む
【解説】若者の8割 就活に不安
就職活動や働くことに若者の78・2%が不安を抱いていることが日本財団の調査で分かった。ハラスメントだと思う行為は「ミスについて大声で注意される」が5割、「定められた勤務時刻より早く出勤する習慣がつくられている」「交際関係などプライベートなことを聞かれる」が4割と多く、男女での違いも顕著になっている...(2025-04-16) 全て読む