最新記事一覧(解説)

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解説

【解説】業務適正化 地域間で差も

 「学校・教師が担う業務に係る3分類」は、中教審答申に基づき文部科学省が平成31年に策定。教師が教師でなければならない業務に集中できるよう、3分類14の取組を定義しており、学校業務の適正化を進める指針となっている。  全国の状況をみると「登下校時の対応」「授業準備」「学習評価や成績処理」に関する取...

(2025-01-09) 全て読む

【解説】生成AIガイドラインを改訂

 文部科学省は初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドラインを「Ver.2・0」に改訂した。校務・学習活動における生成AI利活用の場面や留意点を整理。参考資料として、学校現場で利活用する際のチェック項目や研修教材、先行して取り組む活用事例をまとめている。  生成AIは急速に進歩し、文...

(2025-01-08) 全て読む

【解説】学習費 公立私立の差広がる

 文部科学省の5年度子供の学習費調査結果によると、1年間の学習費の総額は公立小学校と私立高校を除く全ての学校種で増加したことが分かった。幼稚園から高校まで全て公立で通った場合は最小の約596万円、全て私立の場合は最大の1976万円とその差は3・3倍となり、公立・私立の差が拡大している。  調査は平...

(2025-01-07) 全て読む

【解説】“量”から“質”へ転換

 こども家庭庁は、今後の保育政策の在り方を記した「保育政策の新たな方向性」を取りまとめた。これまでの待機児童対策を中心とした保育の「量の拡大」から「質の向上」へと転換する。地域のニーズに応じた質の高い保育の確保や、こども誰でも通園制度等の推進、保育人材の確保と業務改善を目指す三つの柱を軸に各施策を進...

(2025-01-06) 全て読む

【社説】現場に正対した施策実現を

 中教審答申を踏まえ、教職調整額を一気に13%へと引き上げをねらった文部科学省と、時間外在校等時間削減を条件に10%までの段階的な引き上げでとどめたい財務省の対立が続いた年末の予算編成作業。両省せめぎ合いの末、政府案では条件を設けずに令和12年度まで段階的に10%へと引き上げることで妥結した。  ...

(2025-01-01) 全て読む

【解説】道内成人式 全市町村で実施

 1月13日は成人の日。道内では、全179市町村が成人式等の式典の実施を予定している。  道教委がまとめた「7年成人の日等に関する調査結果(11月1日現在)」によると、道内の18歳の該当者(平成18年1月2日~19年1月1日生)数は、対前年比1737人減の4万1555人。うち札幌市は543人減の1...

(2024-12-26) 全て読む

【解説】野党3党 給食費無償化へ法案

 立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の3党は23日、公立小・中学校の学校給食無償化に向けた法案を衆議院に提出した。一部自治体で進む無償化による地域間格差を是正し、国による一律支援のもと、全ての児童生徒に安全・安心な給食を提供する体制の構築を目指すとしている。  学校給食を巡っては、学校給食法に基...

(2024-12-25) 全て読む

【解説】病気休職全体の4分の3に

 精神疾患による教職員の病気休職者数は全ての校種・職種で増加し、病気休職者全体の比率は令和元年度の67・1%から75・6%まで上昇した。現在休職していない教職員であってもケアが必要なケースも予想され、学校現場や児童生徒への教育への影響、教職の魅力低下につながる喫緊の課題となっている。  公立学校共...

(2024-12-24) 全て読む

【解説】生成AI活用指針改定案 近く通知

 文部科学省は20日の有識者会議で「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン」改訂案を概ね了承した。授業・校務の各場面で先行して取り組むパイロット校の活用事例、学校・教育委員会における留意事項、学習指導要領に基づく観点などを網羅的に示す。学校現場向けの概要版資料を併せて作成し、近...

(2024-12-23) 全て読む

【解説】外国人高校生のキャリア支援

 文部科学省は本年度、日本語指導が必要な高校生の高校等における外国人の生徒のキャリア支援に向けた調査研究に着手することを検討している。キャリア支援やキャリア教育の内容、支援体制を調査して効果的な方策を検討するほか、研究協力校を指定して社会的・経済的自立に向けた事例を創出する。   高校に在籍する日本...

(2024-12-20) 全て読む

【解説】自殺背景調査指針改訂へ

 文部科学省は18日、児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議の第1回会議を開き、自殺の背景調査の指針の改訂に向けた検討を開始した。平成26年度の策定から10年ぶりの改訂で、学校・学校設置者における調査が円滑・適切に行われるよう、調査の進め方や調査事項をより具体化する。  児童生徒の自殺者数は...

(2024-12-19) 全て読む

【解説】専門学校生の意識調査

 公益社団法人道私立専修学校各種学校連合会(北専各連)は専門学校在学生の6年度意識調査の結果をまとめた。職場選択で重視する点は「給料」「人間関係」「やりがい」の順に高く、ここ数年間では給料や休暇面を重視する傾向が高まっている。  調査は、学生の入学経緯、現在の認識や生活の状況を調べるため例年実施し...

(2024-12-18) 全て読む

【解説】高卒者内定率 59・2%

 文部科学省は7年3月高校卒業予定者の就職内定状況(10月末現在)を公表した。道内高卒者の就職内定率は59・4%で前年同期と比べて1・0ポイント減少。道外企業への就職希望者数は438人で3年連続の増加となった。  調査は高校生の就職問題に適切に対応する参考資料を得るため、来春卒業する国公私立の高校...

(2024-12-17) 全て読む

【解説】ことしの漢字は「金」

 ことしの世相を表す「今年の漢字」に“金”が選ばれた。  今年の漢字は、日本漢字能力検定協会(本部・京都、山崎信夫代表理事、理事長)が漢字の素晴らしさや奥深い意義を伝えるために平成7年から始めたもの。  毎年、年末に1年の世相を表す漢字一字とその理由を全国から募集し、最も応募数が多かった漢字を選...

(2024-12-16) 全て読む

【解説】自民党特委が緊急決議

 自民党の令和の教育人材確保に関する特命委員会は10日、石破茂首相に「教師を取り巻く環境整備のための教育予算に関する緊急決議」を手渡した。教職調整額の引き上げは時間外在校等時間縮減の条件を設けることなく、7年度から確実に実施するよう要請。時間外勤務手当を支給する財務省案に反対の意を示した。  財務...

(2024-12-12) 全て読む

【解説】物価高騰へ留学生緊急支援

 物価高騰が急速に進行する中、文部科学省は海外の大学に留学中または留学予定の日本人留学生に対する緊急支援を計画している。総額4億円を投じて留学継続に必要な経費の一部を支出する予定。  物価高騰は日本のみならず諸外国でも急速に進行している。世界銀行がまとめた「世界の消費者物価上昇率」をみると、201...

(2024-12-11) 全て読む

【解説】20分の運動で長期記憶向上

 学習前の事前運動が8週間にもわたり長期記憶を向上させる効果があることが道教育大学、神戸大学、中京大学、米国のNortheastern Universityの研究者による共同研究で分かった。長期記憶が必要な学習や作業効率を高める手段として活用できる可能性があるという。  長期記憶はある時点における...

(2024-12-10) 全て読む

【解説】少子化時代の大学へ答申素案

 中教審の高等教育の在り方に関する特別部会は高等教育の在り方に関する答申素案をまとめた。急速な少子化を見据えた高等教育の将来像、目指すべき方向性と方策を記載。再編・統合の推進によって大学の規模適正化を進めるほか、厳格な成績評価や卒業認定の実施など「出口の質保証」の促進を提案した。  18歳人口の減...

(2024-12-09) 全て読む

【解説】理数の興味 男女間で差

 TIMSS(ティムズ)はPISAと並ぶ国際大規模学力調査の一つで、平成7年から4年おきに実施。各国の研究機関・政府機関で構成する国際コンソーシアム「IEA」が実施主体を担っており、初等中等教育段階における児童生徒の算数・数学、理科の教育到達度を国際的な尺度で測定している。  児童生徒の学習環境条...

(2024-12-06) 全て読む

【解説】側弯症の早期発見へ

 背骨のねじれが成長・加齢とともに進行する「脊柱側弯症」。文部科学省は7年度、成長期における脊柱側弯症検査の理解促進を図るため、全国体験会の開催や周知資料の作成を検討している。  脊柱側弯症とは、背骨の形が崩れ成長・加齢とともに変形が進行する疾病。先天性のものもあるが発生・進行の原因は不明とされて...

(2024-12-05) 全て読む

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