最新記事一覧(解説)
解説
【解説】環境学習が行動に影響
学校などで環境問題を学習した若者ほど、環境に配慮する取組を行う傾向にあることが日本財団の18歳意識調査で分かった。環境問題を学校などで「しっかりと学習した」と回答したグループでは88・1%がごみの分別を行っていると回答したのに対し、「学習したことがない・覚えていない」と回答したグループでは49・6...(2025-06-20) 全て読む
【解説】中学校35人学級に400億円
阿部俊子文部科学大臣は17日の記者会見で、中学校における35人学級導入に伴う教員定数約1万7000人の改善に400億円程度を試算していることを明らかにし「今後精緻な試算を行った上で必要な財源を確保していく」と述べた。 小学校の35人学級は3~7年度の5年間(道内では1年先行)で段階的に実現。国...(2025-06-19) 全て読む
【解説】現行制度で可能な工夫例
全国の小学校では、45分の単位時間を5分短縮するほか、15~20分の短時間、100分の長時間を活動の特質に応じて組み合わせるなど多様な工夫が行われている。近年週28コマに平準化する小学校が増加しているものの、平準化のイメージが持ちにくいとの声があった。 このため文部科学省は、現行制度でも可能な...(2025-06-18) 全て読む
【解説】大臣指針 秋までに策定
阿部俊子文科大臣は13日の記者会見で、働き方改革に関する文部科学大臣の指針を秋ごろまでに改定する考えを示した。8年度から策定・公表が義務化される「教員の業務量管理・健康確保措置実施計画」の目標例などを盛り込み、働き方改革の一層の推進を図る。 給特法等改正案が11日の参議院本会議で可決・成立。改...(2025-06-17) 全て読む
【解説】教科書の内容・分量精選へ
中教審のデジタル教科書推進ワーキンググループは12日、デジタル教科書の内容、検定、採択に係る論点案を審議した。紙・デジタルを問わず、教科書の内容・分量は中核的概念を重点に精選し、教材との役割分担を図っていくことを確認。検定は従来の「記述内容」と「デジタル機能」に分けて行い、機能面に関しては一定の確...(2025-06-16) 全て読む
【解説】電子書籍の導入広がる
6年度に公立学校に電子書籍を導入した全国の自治体は14・3%、公立図書館で34・8%となり、コロナ禍から徐々に上昇していることが文部科学省の調査で分かった。課題は「導入の予算確保」「人材確保・育成」が多く、公立図書館と学校図書館のシステムを連携させて解決を図る動きも現れている。 公立学校の電子...(2025-06-13) 全て読む
【解説】働き方改革へ新たな道筋
法改正の要点は①教員の処遇改善②業務量管理・健康確保措置実施計画の策定・公表の義務化③主務教諭の創設④時間外在校等時間の目標設定―の4点。 教職調整額の引き上げは昭和46年以来約50年ぶり。学級担任や特別支援教育コーディネーターなどの手当を加算し、職責と業務負担に応じた給与体系に見直す。特別支...(2025-06-12) 全て読む
【解説】25年版ものづくり白書
経済産業省、厚生労働省、文部科学省は2025年版ものづくり白書をまとめた。成長分野を中心に次世代のものづくり人材を育成・確保する必要があるとし、数理・データサイエンス、半導体人材の育成、小・中・高の特色ある教育実践も取り上げている。 白書は、ものづくりの基盤技術の振興に向けた施策に関する報告を...(2025-06-11) 全て読む
【解説】幸福度のパラドックス
ユニセフは「レポートカード19~日本の子どものウェルビーイング」を公表した。日本の子どもの幸福度の総合順位は36ヵ国中14位。このうち身体的幸福度は1位、精神的幸福度(生活満足度、自殺率)は32位、スキル分野は12位だった。報告書では身体的健康で首位を維持しながらも自殺率が上昇する日本を「両極端な...(2025-06-06) 全て読む
【解説】試験期日の順守徹底を
文部科学省は3日、8年度(7年度実施)大学入学者選抜実施要項を公表した。総合型選抜および学校推薦型選抜の教科・科目に係る個別検査を2月より前に実施する場合、小論文・面接・実技検査などの評価方法を「必ず」組み合わせることを明記。一部の大学で試験期日の違反が散見されることから、期日順守の徹底を大学に求...(2025-06-05) 全て読む
【解説】地域と共に高校魅力化を
「地元に高校がなくなると町自体も衰退してしまう」。4月の地域別検討協議会では、こうした小規模校の存続を望む声が多く上がった。今回新たに示された10年度計画において、芦別、上川、池田に地域連携校が導入されるなど、各小規模校の存続に向けた方策が検討されている。 道教委は、第1学年1学級の高校のうち...(2025-06-04) 全て読む
【解説】文科相 施設整備予算確保へ
国の学校施設環境改善交付金の未採択が全国の自治体で増加していることを受け、阿部俊子文部科学大臣は5月30日の記者会見で「各自治体の要望・実情を踏まえ、今後あらゆる機会を捉えて必要な予算総額の確保をしっかりと目指していく」との考えを示した。 同交付金は、公立小・中学校の校舎・体育館の老朽化対策、...(2025-06-03) 全て読む
【解説】デジタル人材育成へ報告書
経済産業省は5月下旬、「Society5・0時代のデジタル人材育成に関する検討会」報告書を公表した。AI時代に向けたスキルベースの人材を官民連携で育成するため、デジタルスキル情報を蓄積・可視化するプラットフォーム構築を提案。同省は今後、報告書に基づき企業の人材育成の指針になるデジタルスキル標準や情...(2025-06-02) 全て読む
【解説】熱中症予防の実態調査
日本スポーツ協会は、スポーツ現場における熱中症予防に関する実態調査をまとめた。水分補給の指導で「一定時間ごとに飲む」と回答した指導者の割合は80・3%で、平成9年の28・1%から大きく上昇。スポーツ医科学の進展を背景に水分補給に対する認識が大きく変化していることを示唆している。 調査は熱中症予...(2025-05-30) 全て読む
【解説】大卒就職率 98%
文部科学省と厚生労働省は、7年3月大学等卒業者の就職状況調査結果(4月1日現在)をまとめた。大学生の就職率は98・0%となった。前年同期より0・1ポイント下降したものの、コロナ禍以降、高い水準で推移している。 調査は、就職問題に適切に対応するための参考資料を得ることなどを目的に平成8年度から実...(2025-05-28) 全て読む
【解説】一次選考共同実施へ2案
中教審の初等中等教育分科会教員養成部会は23日、教員採用選考試験の第1次選考の全国共同実施の在り方について審議した。第三者機関が作問から試験まで一括して処理する「統一試験方式」と、作成問題を活用して従来どおり都道府県・指定都市教委が試験を運営する「共通問題配布方式」の2案を提示。問題の質・量の均一...(2025-05-27) 全て読む
探究・情報連携を構造化
探究的な学びと情報活用能力の連携というコンセプトは、デジタルか紙かの二項対立ではなく「デジタルの力でリアルな学びを支える」教育の未来像を提起した昨年12月の諮問が背景にある。ある委員は今回の会議について「総合的な学習の時間と情報活用能力の関係を構造化・明確化するとともに、小中高と系列的に示す必要性...(2025-05-26) 全て読む
【解説】健康診断の在り方検討へ
文部科学省は19日、学校における持続可能な保健管理の在り方を検討する有識者会議の初会合を開催した。児童生徒の健康課題が多様化・複雑化する中、健康診断の実施項目・実施方法の在り方、養護教諭の負担軽減の方策などの検討を開始し、国への提言をまとめる。 肥満・痩身、生活習慣の乱れ、アレルギー疾患、メン...(2025-05-23) 全て読む
【解説】部活動改革 全国的に推進
阿部俊子文部科学大臣は20日の記者会見で、部活動改革実行会議の最終取りまとめを受け、受益者負担の金額の目安の提示、地域クラブ活動の認定制度の構築に取り組んでいくとし「地域の様々な課題に対応し、部活動の地域展開等の全国的な実施を推進していく」と述べた。 地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関...(2025-05-22) 全て読む
【解説】全国調査 学力下支えの分析に
文部科学省の全国的な学力調査に関する専門家会議ワーキンググループは19日、調査結果の取り扱いの改善の方向性案を了承した。本年度から調査結果返却のスケジュールを前倒しするほか、児童生徒の学力の分布を示す統計表・グラフを導入するなど大幅に改善を図る。28日の会議で最終報告を決定する。 7年度調査の...(2025-05-21) 全て読む