中川町６年度予算案　町費負担教員採用へ　中央小の複式学級解消

（市町村 2024-03-07付）

　【旭川発】中川町は２月２９日、全会計総額５０億７３６０万円余りの６年度予算案を発表した。一般会計は５年度肉付け補正後と比較して４・３％減の３９億９９００万円で、このうち教育費は１５・２％増の２億５９２３万円余り。町費で教員を採用し、小学校の複式学級を解消する。

　中央小学校の２年生と３年生の児童数が６年度は１４人となることが見込まれ、複式学級の取り扱いとなって道費負担教員が１人減となる。このため町費で教員を採用し、複式学級を解消する。事業費として５２０万円を計上した。

　このほか、生涯学習センターの空調設備設置工事と営繕工事に１２８２万円を措置した。

　これらの新たな事業を行うため、教育費は５年度から増加している。

　主な事業はつぎのとおり。

▽中央小開校５０周年記念事業（新規）＝４５万円

▽長野県中川村交流派遣＝２４０万円

▽学習支援塾運営補助＝２４２万円

▽小学校単式学級対応＝５２０万円

▽放課後子ども総合プラン＝９４３万円

▽短歌フェスティバル＝２９９万円

▽ふるさと学習プロジェクト＝１００万円

▽エコ・ミュージアムセンター管理・運営＝２３９４万円

▽生涯学習センター文化芸術公演＝１０３万円

▽中川音楽の森プロジェクト（新規）＝１０５５万円

▽なかがわスポーツクラブ運営補助＝４７３万円

▽生涯学習センター空調設置・営繕工事（新規）＝１２８２万円

(市町村 2024-03-07付)