士幌町　６年度予算案　小・中学校で端末更新　少人数学級へ教員等配置

（市町村 2024-03-08付）

　【帯広発】士幌町は２月２９日、６年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比２３・８％増の９５億４００万円。教育費には１０・５％増の１１億５１９８万円を計上した。

　小・中学校における１人１台端末の更新に３３９９万円、少人数学級推進に係る教員や特別支援員等の配置に７００４万円を措置するなど、児童生徒へのきめ細かな教育を推進。士幌高校の魅力ある農業教育に向けて、農業先進技術活用実践学習、ＧＧＡＰ（グローバルＧＡＰ）認証等の取得などに係る費用を支援する。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▼学校教育

▽少人数学級教員・特別支援員等配置＝７００４万円

▽ＧＩＧＡスクール構想の推進・端末更新＝３３９９万円

▽主要５教科補助教材費の公費負担化＝３３３万円

▽各種検定受検料助成＝１１７万円

▽都市小学生交流活動助成金＝５９８万円

▼社会教育・保健体育

▽総合研修センター指定管理委託料＝７１４９万円

▼生涯学習推進事業

▽サタデースクール＝４２０万円

▼高校の充実

▽農業先進技術活用実践学習等の実施＝３６７万円

▽士幌高修学費等助成＝１２８万円

▽ＧＧＡＰ認証＝１４１万円

▽北海道ＨＡＣＣＰ認証取得＝６６万円

▽士幌高通学バス等自主運行助成＝４６２８万円

▼高齢者・障がい者福祉

▽高校就学援助（拡充）＝１０００万円

　高校在学性の保護者で、一定基準の者に対し学費・交通費の一部を支援する。

▼子育て支援事業

▽こども家庭センターの開設（新規）＝２２２万円

▽学校給食費無償化＝２７２２万円

▽こども食堂支援助成金＝３０万円

▽子ども交流センター・学童保育所運営＝３１８９万円

(市町村 2024-03-08付)