思い一つに　堅実に歩みを　子ども主語の学校づくり　道中新会長に河村氏　岩見沢東光中　河村新会長

（関係団体 2024-04-11付）

道中・河村克也新会長

　道中学校長会は９日、第１回理事研修会をオンラインで開催した。６年度の新会長として岩見沢市立東光中学校の河村克也校長を決定。河村新会長は「新たな時代へ　思いを一つに　堅実に歩む道中」を掲げ、子ども主語の学校づくりを推進する決意を示した。

　河村新会長は、豊かな人間性に裏付けられた包容力とどのような状況でも適切・柔軟に対応する「しなやかさ」、豊富な経験と知見、社会の変化をいち早く的確に捉え、進むべき道に向かう「たくましさ」が新時代を担う校長に必要不可欠とし「子どもを主語にした学校づくりに向け、全道５５７人の校長が思いを一つに、地道に、着実に、そして堅実に推し進めることが、本会の目的である中学校長の職能の向上と、北海道の中学校教育の振興の達成につながる」と強調した。

　また、部活動の地域移行など中学校教育の大きな変革となる取組が始まっていることにも触れ「国や道の動向を踏まえながら、“新たな時代へ　思いを一つに　堅実に歩む道中”として学校からの教育改革を推進していきたい」と力を込めた。

　議事に入り、６年度の運営方針・活動の重点や事業計画案などを審議。９月２７、２８日に開催予定の道中研究大会十勝・帯広大会や、道小学校長会と合同で開催する小中合同研修会の申し合わせ事項などを確認した。

　今月２６日に第９７回道中総会・研修会総会を開催し、６年度の事業計画や役員体制を決定する。

(関係団体 2024-04-11付)