生徒の安全・安心確保を　役員改選　駒井会長を再任　道高体連

（関係団体 2024-05-13付）

道高体連・駒井会長

　道高校体育連盟（道高体連、駒井博和会長）は９日、ホテルライフォート札幌で総会を開いた。役員改選では、駒井会長の続投を決めた。駒井会長＝写真＝は、指導者による体罰・不適切指導の根絶、熱中症対策の徹底による生徒の安全確保をあらためて要請した。

　はじめに、本年度役員案を承認。駒井会長はあいさつで、昨年３６年ぶりに道内で開催された全国高校総合体育大会に触れ、本道高校生の活躍などをたたえた。一方で、運動部活動を取り巻く諸課題として①指導者による体罰や不適切指導の根絶②特に熱中症対策の徹底による生徒の安全確保③少子化による部活動参加生徒数の減少―の３点に言及し「教育活動の一環として行われる部活動は、安全・安心が担保されなければならない」と強調。特に、体罰等の根絶、熱中症対策を速やかに徹底するよう訴えた。

　議事では、本年度事業計画案を審議。全道高校体育大会のスケジュールや当番校を確認するとともに、ソフトテニスやバドミントンなど１１種目で指導者養成・選手強化事業を実施することなどを決めた。

　本年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝駒井博和（札幌白石校長）

▽副会長＝渡邊邦夫（札幌真栄校長）―新、壽浅章洋（野幌校長）、駒井信和（札幌東豊校長）―新、斉藤光一（札幌啓成校長）―新、橋本達也（道科学大校長）―新

▽監事＝澤田信夫（札幌東商業）、桑島宏明（市立札幌啓北商業校長）

▽事務局長＝土居昌彦（札幌白石教諭）

(関係団体 2024-05-13付)