【平成２９年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道特別活動研究会　宮原伸子会長

（関係団体 2017-01-06付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。平素より本研究会の諸活動に対しまして、温かいご理解とご支援を賜り、深く感謝申し上げます。

　さて、昨年は第四十四回大会をニセコ町で開催いたしました。研究主題を「よりよい自己や集団活動を目指して、共に知恵を出し合いながら主体的に取り組む特別活動」と設定し、小学校での公開授業、課題別の分科会を通して研究を深めました。全道各地から多数の皆様にご参会をいただき、「確かな研究の積み上げを実感できる大会」として多くの成果を得ることができました。

　特別活動の実践にあたっては、「自立」と「共生」の二つの軸を設け、「実践力の育成」「人間関係形成力の育成」を中心に据えた実証的な研究を推し進めています。子どもは、仲間から受容・支持される人間関係を築いていく中で集団における自己の姿を客観的に理解し、自己のよさに自信をもつことができます。よりよい人間関係を築く中で、集団や社会の一員として自己を生かしながら主体的に活動する力を高めていくことを大切にしています。

　今後とも、本研究会へのご支援とご協力をお願いいたしますとともに、関係各位のますますのご発展をご祈念申し上げます。

▼新年の事業計画

▽第１４回事業計画検討委員会・第１２回学習会

・期日＝７月３１日（月）

▽第４５回北海道特別活動研究会網走大会

・期日＝１０月１３日（金）

▼事務局＝札幌市立東山小学校（事務局長―北原徹也校長）

(関係団体 2017-01-06付)