【平成２９年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道書道教育連盟　髙谷義仁会長

（関係団体 2017-01-06付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。平素より本連盟の諸活動に対し特段のご理解とご協力を賜り、心より厚くお礼申し上げます。

　本連盟は、全道の書写書道教育の研究振興を図ることを目的に、大きく二つの活動・事業を行っております。

　一つは、研究大会の開催です。小学校・中学校・高等学校・教育大学の教員が、校種を越えて連携した研究体制のもと、毎年、研究大会を全道規模で開催しております。昨年は、第六十九回北海道書写書道教育研究大会を札幌市で開催いたしました。これまでの成果を確認し課題を共有して研究を深め、広げてきております。本年、七十回目となる研究大会を帯広市で開催いたします。もう一つは、全道規模の書道展の開催です。学校教育以外で毛筆を使用する機会は殆ど無くなってきています。毛筆書写や手書きには、精神的な安定や集中力を養うという効果もあります。

　本連盟のこの二つの取組が、今後も、多くの子どもたちの、自分で書く文字への自信を深め、日本の文字文化という伝統を継承していくことに繋がればと願っております。

▼新年の事業計画

▽第69回北海道学生書道展覧会

・期日＝1月6日（金）～9日（月）

・会場＝札幌市民ギャラリー

▽第62回全道学校書道展

・期日＝11月下旬

・会場＝札幌市民ギャラリー

▽第70回北海道書写書道教育研究大会／29年度総会

・期日＝理事会―9月21日（木）、研究大会／総会―9月22日（金）

・会場＝帯広市

▼事務局＝札幌稲雲高校（事務局長―小川博水教諭）

(関係団体 2017-01-06付)