道高校長協会道北支部が研究協議会　子の能力引き出す教育を　新支部長に旭川東高・岡田校長

（関係団体 2017-05-23付）

岡田新支部長が抱負を語った

　【旭川発】道高校長協会道北支部は八日、ホテルライフォート札幌で、二十九年度支部総会・第一回研究協議会を開いた。前年度の活動を振り返ったほか、本年度の事業計画などについて審議。また、役員改選では、新支部長に旭川東高校の岡田聡校長を選出した。

　道北支部は、宗谷・留萌・名寄・旭川の四ブロックを設け、会員四十五人で構成している。

　前年度の活動について報告したあと、本年度の事業計画や予算について審議。本年度の事業計画には、十月二十七日に旭川グランドホテルで第二回研究協議会を開くほか、各ブロックの研究協議会などの予定を盛り込んだ。

　また、いじめの問題への適切な対応、教科書選定における厳正な公平性の保持、十八歳以上の高校生がもつ参政権にかかる各自治体、選挙管理委員会との連携や外部講師の積極的活用、高校における特別支援教育などについて確認した。

　研究協議では、新役員および各ブロックの事業計画、活動方針について協議。このほか、保護者負担の軽減、郡部における教員の確保などについて、現状等を踏まえ、協議・意見交換を行った。

　役員改選では、新支部長に旭川東高の岡田校長を選出したほか、新副支部長として留萌高校の小林為五郎校長、稚内高校の元紺谷尊広校長を選任した。

　あいさつに立った岡田支部長は、会員相互が情報共有を図り、生徒たちの活躍の場を広げるため、様々な分野で個性や能力を最大限に引き出す教育環境の構築を目指す考えを示し、「生徒の力をもって道北支部のさらなる活性化を図りたい」と意気込みを述べた。

　本年度の役員体制はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽支部長＝岡田聡（旭川東・新）

▽副支部長＝丸山年民（旭川ブロック長、旭川北）、鈴木聡（名寄ブロック長、名寄）、小林為五郎（留萌ブロック長、留萌・新）、元紺谷尊広（宗谷ブロック長、稚内・新）、小野寺敏光（私学代表、旭川龍谷）

(関係団体 2017-05-23付)