新規に子ども塾を開設　赤平市が３０年度予算案発表

（市町村 2018-02-28付）

　【岩見沢発】赤平市は十六日、三十年度予算案を発表した。一般会計の総額は、前年度当初比七・三％増の百十億八千四百万円。うち、教育費は五・四％増の二十億九千百万円となった。

　主な事業をみると、新たに子ども塾を開設し、放課後・休日・夏休みなどの休暇中に基礎学力向上を図る。また、統合小学校の建設を計画。現段階では赤間小学校・豊里小学校の二校の統合を見込んでいる。新規として基本構想・基本設計費を計上し、規模などを固めていく。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽高校通学費等助成＝一、四二二―月額五、〇〇〇円支給

▽子ども塾開設（新規）＝一七二―子どもたちの基礎学力向上を図るため放課後・休日・夏休みなどの休暇の中で塾を開設

▽ＩＣＴ活用による学力向上支援＝八一四―タブレット端末リース料等

▽統合中建設＝一六〇、九五九

▽多様な学習機会の創出＝七、五二九―統合小基本構想・基本設計、統合小用地現況調査、統合小地質調査、赤平中解体実施設計

▽小・中学校教育の推進＝一九、〇三五―各小学校施設整備、学校給食センター施設整備ボイラー取替、各種検定料助成（新規、漢字・算数・英語）、中学生通学助成ほか

▽特別支援教育の推進＝一、三二八

▽生涯各期における教育の充実＝二三〇

▽社会教育施設の充実＝五、一八二

▽文化活動の充実＝六二

▽地域の歴史・文化・産業遺産の保存継承＝一二三

▽スポーツ・レクリエーション活動の推進＝四、五八五

▽体力・健康づくりの推進＝一一七

(市町村 2018-02-28付)