中学校事務職員を村独自で配置　初山別村の３０年度予算案

（市町村 2018-03-02付）

　【留萌発】初山別村は二月二十七日、三十年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比二〇・七％増の二十五億二百九十万円。このうち、教育費は五一・六％減の一億百八十七万円となった。自然交流センター補修が完了したことによって、大幅に減少した。

　主な事業として、学校教育では特別支援教育支援員配置に五百二十八万円、中学校事務職員配置に百五十二万円を計上。複数教員による児童生徒への細かな学習指導を図るほか、生徒数の減少によって配置されなくなった中学校事務職員を村独自で配置し、校務事務の効率化を図る。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▼学校教育

▽奨学資金貸付＝一、二四八

▽教育研究協議会補助金＝三八

▽特別支援教育支援員配置＝五二八

▽中学校事務職員配置＝一五二

▽各種健診＝七〇

▽学校備品整備＝一七五

▽学校図書購入＝二四

▽就学援助＝三六

▽児童・生活活動支援＝一〇〇

▽スクールバス運行＝八一一

▽学力向上対策＝二二―検定受験料補助、サマー・ウインタースクール実施

▽総合的な学習＝一七―有明獅子舞学習など

▽小学生社会見学＝八

▼社会教育

▽なんでも体験クラブ＝四―体験教室開催、通学合宿実施

▽子どもの健全育成＝一二

▽自然交流センター図書室蔵書充実・読書活動推進＝三三―ブックスタート、図書室土曜開放

▽芸術文化鑑賞＝九三

▽スポーツ教室＝一〇―スポーツ体験機会拡充

▽体育協会・スポーツ少年団への協力支援＝五七

▽天文台関連事業充実と活用促進＝三〇四―星まつり、星空観察会開催

▽自然交流センター空調設備改修＝三三八

▽体育施設整備等充実＝一八二

(市町村 2018-03-02付)