ＡＬＴ、支援員を増員　当別町３０年度予算案

（市町村 2018-03-05付）

　当別町は二月二十七日、三十年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比一・一％減の九十二億四千九百万円。うち、教育費は一一・四％増の五億一千三百万円。ＩＣＴ機器の購入や特別支援教育支援員、英会話指導助手の増員などによって増額となった。

　主な事業をみると、特別支援教育支援員配置事業を拡充。一千六百十八万を充てて増員し、小・中学校全四校に各二人配置する。

　各小・中学校英会話指導助手（ＡＬＴ）配置事業には、八百三十四万円を措置し、ＡＬＴを一人増員。ＡＬＴの派遣を小学三・四年生で三十五時間、小学五・六年生で七十時間に拡大する。

　このほか、小学一年生の教室に電子黒板と実物投影機を設置する。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽小中一貫教育推進＝九六二

▽特別支援教育支援員配置＝一、六一八

▽コミュニティ・スクール運営＝七〇

▽小・中学校芸術鑑賞事業＝五〇

▽各小・中学校英会話指導助手配置＝八三四

▽ＩＣＴを利用した教育環境向上＝一七二

▽学校を核とした地域力強化プラン＝三二九

▽子育て支援センター運営＝二九四

▽放課後児童対策（子どもプレイハウス）＝一、八一三

▽教育・保育施設利用者負担額無償化＝四六九

▽高校生の短期留学海外姉妹都市（レクサンド市）ホームステイ研修＝一九〇

▽学校施設改修＝二、五四〇

▽学校給食センター改修＝三、二三七

▽社会体育館施設改修＝四、二〇七

▽総合体育館施設改修（新規）＝八〇五

▽教育・保育施設等給付＝一三、四九九

▽ふとみ保育所業務民間委託＝一〇、一一二

▽子ども発達支援センター運営＝一、九九四

(市町村 2018-03-05付)