松前町２年度予算案　骨格編成　教育費は２．７億円　検定料　算数・数学も負担

（市町村 2020-03-05付）

　【函館発】松前町は、令和２年度予算案をまとめた。３月２９日投票の町長選挙を控えた骨格編成のため、一般会計は前年度当初比６・５％減の総額４５億７６７０万円。うち、教育費は２億７２９０万円で、１２４・８％の大幅減となった。

　会計年度任用職員制度によって、学校・教育施設等の職員の賃金等が新年度から会計年度任用職員報酬等として計上されることが減額の主な要因。

　新規事業では、教師用教科書・指導書購入に８６２万円を計上した。そのほか、各種検定料等負担金では１５７万円を盛り込み、新年度から算数・数学能力検定も対象とする。

　教育関係の主な事業はつぎのとおり。

▽対外活動選手等派遣補助金＝２１７万円

▽松前高通学生交通費等補助＝１３０万円

▽松前高生各種資格取得費等補助＝７２万円

▽旧教員住宅解体（新規）＝２８８万円

▽各種検定料等負担金＝１５７万円

　漢字検定・英語能力検定に加え、新たに算数・数学能力検定を負担する。

▽松前高校教育振興会補助金＝５７０万円

▽教師用教科書・指導書購入（新規）＝８６２万円

▽スクールバス運行（小学校）＝７１３万円

▽スクールバス運行（中学校）＝２７８４万円

▽ＩＣＴ教育推進情報通信機器借上料＝１１００万円

▽要保護・準要保護児童生徒就学援助（小学校）＝３７３万円

▽要保護・準要保護児童生徒就学援助（中学校）＝５０２万円

(市町村 2020-03-05付)