オホーツク小中校長会　新会長に網走小・吉田氏　名称変更　管内校長会へ

（関係団体 2020-04-15付）

　【網走発】オホーツク管内小中学校長会は、令和２年度の事業計画、役員を決めた。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、本年度は総会を中止し、書面審議で決定。９月１１～１２日に開かれる第６３回道小学校長会教育研究オホーツク・北見大会の成功、８月２１日の第４８回管内小中学校長教育研究大会開催などを盛り込んだ。また、管内で義務教育学校設置の動きが広まっていることを受け、会の名称を「オホーツク管内校長会」に変更した。役員改選では、新会長に網走市立網走小学校の吉田昌広校長を選出した。

　本年度の活動方針として、「自らの使命を自覚し、リーダーシップと指導力を発揮して、学校組織の活性化と教職員の資質・能力の向上等に努め、活力ある学校づくりに全力で取り組む」などを盛り込んだ。

　それを踏まえ、活動の重点および内容として、①愛情と信頼に基づく、活力ある学校経営の推進に努める②「生きる力」を育む教育課程の編成・実施と評価・改善に努める③子ども理解を深め、時代の変化に即した生徒指導の充実に努める④校長の資質・能力の向上を図る研修活動の推進に努める⑤教職員の資質・能力の総合的な向上に努める⑥組織内や関係機関との連携による組織の強化に努める⑦教育諸条件を把握し、その改善と整備・充実に努める⑧教職員の処遇の改善に努める―の８点を提示。

　特に④では、第６３回道小学校長会教育研究オホーツク・北見大会の開催、第４８回管内小中学校長教育研究大会の開催と研究課題の究明を盛り込んだ。

　管内小中学校長教育研究大会は、８月２１日に北見市内ホテル黒部で開催。大会スローガン「オホーツクの子どもたちのために、志を高く掲げ、力強く前進する校長会～創意と活力に満ちた学校づくりのための校長の役割」のもと、講演や分科会などで研鑚に努める。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝吉田昌広（網走市網走小・新）

▽副会長＝森田穣（遠軽町遠軽小）、垣内孝仁（網走市第二中・新）

▽事務局長＝片桐聡（北見市三輪小・新）

▽事務局次長＝佐藤雅美（網走市南小）、佐藤和俊（北見市東小）、橋本正之（北見市おんねゆ学園・新）、緒方隆人（北見市北中・新）、徳増秀隆（北見市留辺蘂中）

(関係団体 2020-04-15付)