石教研が幹事研修会開く　知恵絞り新しい活動を　小笠原会長再任決まる

（関係団体 2020-04-14付）

活動計画などを審議した

　石狩管内教育研究会（石教研）は９日、北広島市内の石狩教育研修センターで幹事研修会を開いた。新型コロナウイルスの影響を受け、毎年開催している役員研修会・定期総会に代えて少人数で実施。令和元年度の総括や２年度の活動計画などの審議、役員改選を行った。再任された小笠原輝幸会長（千歳市立青葉中学校長）は、知恵を絞って新しい活動に取り組む決意を示した。

　役員や各部会代表幹事、各市町村の代表会員ら約３０人が参加した。

　開会に当たり、小笠原会長があいさつ。各校で新型コロナウイルス感染症への対応に追われる中での参集に謝意を示し、ウイルスに負けず良い教育環境を整えられるよう、短時間での審議に協力を求めた。

　続いて、事務局が元年度の総括として、一般業務経過や石教研運営の総括、会計決算、監査について報告。

　議事に移り、２年度の石教研運営に関する基本計画・活動日程、会計予算を審議した。

　本年度行う第５５年次研究では、基本目標「主体的・創造的で人間性豊かな子どもを育てる教育の確立」、基本姿勢「思いを語り合う“協働”研究～たくましく未来を切り拓く石狩の子どものために」のもと、専門部会・課題部会・学校課題研究を３本柱に研究を進めていくことを確認。

　主な活動計画では、９月１日に課題部会研究協議会、１０月１６日に専門部会第２次研究協議会を開くことや、本年度の学校課題研究部会で北広島市立西の里小学校と西の里中学校が小中一貫校として発表するほか、恵庭市立柏陽中学校が発表に臨むことなどについて共通理解を図った。

　役員改選では、小笠原会長を再任。「知恵を絞ってアイデアを引き出し、新しい石教研活動に取り組んでいきたい」と決意を新たにした。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝小笠原輝幸（千歳市青葉中）

▽副会長＝山田聡（千歳市千歳第二小）、松原謙二（石狩市花川中）、酒井寛史（江別市江別第二小・新）

▽事務局長＝庄子京平（恵庭市恵庭小・新）

▽監査委員＝橋本由美（千歳市祝梅小・新）、野澤孝志（北広島市大曲小・新）、佐藤好朗（江別市対雁小・新）

(関係団体 2020-04-14付)