札幌市中学校教頭会２年度体制　６部体制で研究推進　藤王会長再任決まる

（関係団体 2020-04-27付）

　札幌市中学校教頭会は、令和２年度役員などを決めた。藤王尚之会長を再任。３ヵ年継続研究の１年次の主題「未来を生きる力を育む　魅力ある学校づくり」のもと、６部体制で研究を進めていくこととした。

　２年度の活動方針は、「研修活動の一層の充実を図り、教頭の職能向上に努める」「会員相互の連絡・交流活動を重視し、当面する学校運営上の課題の解明に努める」「生徒指導上の諸問題について連携を一層強化し、生徒の健全育成に努める」「日常業務における明朗かつ調和のある組織的な活動の一層の強化を図り、全員の連帯感の高揚に努める」「関係諸機関・団体（道公教、市教委、校長会、市小教頭会など）との連携を密にし、本会の活動の充実に努める」の５つを柱とした。

　研究計画では、主題「未来を生きる力を育む　魅力ある学校づくり」のもと、「子ども（保護者）の立場から学校教育の在り方を考える」「学校評価を通した教育の質的向上を目指した研究を行う」など５つの視点から研究を進めていくとした。

　研究の組織体制は、教育課程部、特別支援教育部、生徒指導部、進路指導部、教育環境整備部、法規法令部の６部とした。

　定例会・研修会のほか、１１月１０日に全日研修会、来年１月６日に新年講演会を開く予定。

　役員改選では、藤王会長を再任。

　新事務局長には、札幌市立屯田北中の桑原俊二教頭を選任した。

　新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、書面による会議で研究計画や役員体制などを決めた。

　道出向を除く本年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝藤王尚之（平岡中央中）

▽副会長＝山根衛二（美香保中・新）

▽事務局長＝桑原俊二（屯田北中・新）

▽事務局次長＝小林大介（西岡北中）、川原明子（八軒中・新）

▽会計経理＝阿部広一郎（信濃中・新）、下川宣弘（藻岩中）

(関係団体 2020-04-27付)