道社連協の２年度役員　新会長に芽室町・岩野氏　時代見据え組織運営を

（関係団体 2020-04-23付）

　道社会教育委員連絡協議会の令和２年度事業計画などが決定した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、総会を中止とし、書面で決議。主な事業計画では、１０月８日から２日間、函館市で第６０回道社会教育研究大会渡島大会・全国社会教育委員連合道ブロック大会を開く。役員改選では、新会長に芽室町の岩野真志社会教育委員長を選出した。

　書面決議に当たり、大島峰夫会長は、「今、私たちは一日でも早く安心して暮らせる日常生活を取り戻すため、一人ひとりがしっかりと危機意識をもって対処していくことが求められている」と伝え、感染リスクを考慮して総会を中止としたことなどへの理解を求めた。

　議事では、活動方針や事業計画、会計収支予算などを決定。

　２年度の活動方針は、「社会の変化に対応する社会教育の役割を考え、委員一人ひとりが自己変革を図るとともに、社会教育の振興、生涯学習の推進に努める」「研修活動、情報交流活動を積極的に行い、社会教育委員としての役割の自覚と資質の向上を図るとともに、研修成果の地域住民への還元に努める」「時代の流れを見据えた組織の運営・充実に努める」とした。

　現時点における主な事業計画をみると、７月６・７日に札幌市内かでる２・７で、第４０回道市町村社会教育委員長等研修会を開催する。

　１０月８・９日には、函館市で第６０回道社会教育研究大会渡島大会・全国社会教育委員連合道ブロック大会を開くことを予定している。

　役員改選では、新会長に芽室町の岩野社会教育委員長を選出。副会長の選任は、全管内の代表が確定していないことから、新会長に一任することとしている。

(関係団体 2020-04-23付)