渡島小中校長会２年度総会・研修会　役員改選　海野会長を再任　オール渡島で課題解決

（関係団体 2020-04-22付）

総会宣言、交通事故防止宣言、学力向上決議を採択

　【函館発】渡島小中学校長会は１０日、北斗市総合文化センターで令和２年度総会・研修会を開いた。議事では、本年度の事業計画や予算案などを審議。運営方針では、様々な教育課題にオール渡島で連帯意識をもって解決に向かうことを基本方針とした。役員改選では、海野厚二会長（北斗市立上磯中）を再任した。

　冒頭、海野会長があいさつ。１４人の新会員を歓迎するとともに、今日的な教育課題の解決のため、各校長がリーダーシップを発揮し、「会員相互に連携・協働し、新しい時代に求められる学校経営に取り組もう」と訴えた。

　新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた取組に言及し、「情報の共有が重要」と呼びかけた。

　議事では、前年度の会務・各部・会計決算・監査報告を一括承認。

　引き続き、本年度の運営方針・各部事業計画・会計予算について審議し、全会一致で決定した。

　運営方針では、多くの教育課題に対し、オール渡島として連帯意識をもって課題解決に向かうことなどを確認した。

　総会宣言では、新型コロナウイルス感染対応についての要望・意見を付け加えて採択。併せて、交通事故防止宣言と学力向上にかかる決議も採択した。

　役員改選では、海野会長を再任。新役員を代表してあいさつした海野会長は「課題は山積しているが、オール渡島・チーム渡島をキーワードに、地域に根ざした教育活動を展開しよう」と述べ、校長同士の連携・協力を呼びかけた。

　総会後、学校経営研修が行われ、経営部の石岡一智校長が『経営部ニュース』を資料に、中央教育審議会の新しい時代の初等中等教育の在り方特別部会が昨年１２月に取りまとめた論点について講話を行った。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝海野厚二（北斗市上磯中）

▽副会長＝土橋史人（森町森中）、小野俊英（八雲町八雲小）

▽監査＝船橋恭二（知内町涌元小・新）、村上篤（北斗市大野中・新）

▽事務局長＝楢山聡（七飯町大沼岳陽学校）

▽事務局次長＝三浦哲也（北斗市上磯小）

(関係団体 2020-04-22付)